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冬の嵐が年末を直撃。雪や風は、この後だんだんと強まるため、帰省などの移動には注意が必要です。また、気象情報や交通情報も常に最新のものをご確認ください。

すでに強風による交通への影響も

北海道や東北の日本海側を中心に、西寄りの風が非常に強く吹いています。秋田では昼過ぎに最大瞬間風速26.4メートルを観測するなど、東北を中心に風が強まってきています。このため、東北や北海道では強風による列車遅延などが発生しており、この後も交通障害が拡大することが予想されます。

積雪の急な増加に警戒を

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このあとも、北陸地方や東北・北海道の日本海側を中心に雪が降り続くでしょう。特に、30日(日)頃にかけては、同じ場所で降り続き、積雪が一気に増加するおそれもあります。また、関東から九州でも山沿いを中心に雪雲が流れ込み、大雪となるおそれがあります。東海地方や近畿地方の平地でも、雪の積もることがあるでしょう。外出時には路面の状況に注意するほか、屋根に積もった雪などを落とす際には転落にもお気を付けください。また、なだれや着雪にも注意が必要です。

さらに風強まる…ふぶきにも警戒

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日本付近では、冬型の気圧配置が強まりつつあります。等圧線の縦縞模様はさらに密になり、北日本の日本海側を中心に今よりも風が強まる所があるでしょう。雪を伴い、猛吹雪となるおそれもあります。移動の多い時期となりますが、暴風雪やふぶき、高波、吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。