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24日午後3時、西日本を縦断した台風20号は秋田沖で温帯低気圧に変わりましたが、北海道や東北を中心に引き続き大雨や局地的な暴風に警戒が必要です。

台風20号は温帯低気圧に変わりました

18日午後9時にトラック諸島近海で発生した台風20号「シマロン」は、発達しながら日本の南を北上し、23日午後9時頃に徳島県南部に上陸しました。24日午前0時前には兵庫県姫路市付近に再上陸し、西日本を中心に大雨をもたらしました。その後、日本海を北上し、24日午後3時に秋田沖で温帯低気圧に変わりました。
なお、「ダブル台風」のもうひとつで、奄美地方を暴風域に巻き込みながら北上した台風19号は、24日午後3時現在、日本海を北東へ進んでいます。

低気圧になっても大雨をもたらす

台風から温帯低気圧に変わっても決して油断できません。北海道や東北付近には引き続き雨雲の元となる暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。さらに台風19号も25日朝までには温帯低気圧となり、前線を伴って北日本に近づきます。北海道や東北ではこれらの低気圧や前線の影響で、雨雲の発達しやすい状態が続きそうです。25日にかけて大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫、局地的な暴風に警戒してください。