2018/08/19 18:45
メイン画像爽やかな秋の気配が一転、今週は各地で代わる代わる荒れた天気に。2つの台風と前線の動向が、今週の全国の天気に、大きな影響を及ぼしそうです。 西・東日本は2つの台風に警戒、北日本は前線の活動に注意 画像A広く安定した晴天が続いた日本列島ですが、今週は各地で荒れた天気となりそうです。 ・西日本と東日本 あす20日(月)までは晴れる所が多いですが、21日(火)以降は台風19号や20号の影響を受けるでしょう。21日(火)頃から22日(水)頃にかけては、台風19号の影響で西日本を中心に大荒れの天気となるおそれがあります。さらに、23日(木)頃から24日(金)頃は、新たに発生した台風20号の動向次第では、西日本から東日本の太平洋側を中心に大荒れの天気となりそうです。最新の気象情報にご注意下さい。一方、秋の陽気はなくなり、夏の暑さが戻りそうです。最高気温が35度に届く所もあり、厳しい暑さでしょう。湿度も高くなり、蒸し暑く感じられそうです。 ・北日本 北日本には、大陸から次第に前線がのびてくる見込みです。このため、21日(火)以降、広い範囲で天気がぐずつくでしょう。北海道では、雨の量が多くなる所もありそうです。 「兄」強い台風19号はさらに発達し、九州方面へ 画像B強い台風19号は暴風域を伴ったまま、21日(火)頃に九州南部や奄美地方にかなり接近するおそれがあります。すでに強い勢力となっている台風19号ですが、台風周辺の海域の海面水温が高く、さらに発達する見込みです。今後「非常に強い」勢力となり、九州南部や奄美地方に接近する可能性があります。これらの地域では、走行中のトラックが横転するくらいの猛烈な風が吹き、海上では猛烈なシケとなるおそれがあります。暴風やうねりを伴った高波とともに、大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。また、四国でも風や波が強まるため、警戒が必要です。 「弟」台風20号の動向は? 画像C18日(土)の夜遅くに発生した台風20号は、今後次第に日本に向かってくる予想となっています。最新の予報によると、太平洋高気圧のフチを回り、24日(金)頃に西日本から東日本にかなり接近する見込みです。ただ、現段階では予報円がかなり大きく、進路予想に幅があるため、今後の台風情報に注意していく必要があります。一方、いまからでも注目すべき点としては、うねりを伴う高波が挙げられます。台風19号由来の高波と併せて、海のレジャーには注意が必要です。 海のシーズンは特に注意!「うねり」を伴う高波とは? 台風が近づく際によく聞く「うねり」。海上に風が吹くと、風に押されて波が発生します。ただ、風が吹いている間だけではなく、風が止んだ後も残る波や、風の吹いていない領域まで進む波があり、これを「うねり」と呼びます。この「うねり」は、①波の周期や波高が大きく、②数千キロ単位の距離で伝わること、③水深の浅い海岸付近に近づくと波が高くなるという性質があります。このため、一見穏やかでも海岸付近に突然高い波が発生し、波にさらわれる事故が起こりやすくなります。台風から離れてるときでも、「うねり」というワードが出てきた際には、晴れていても注意が必要です。
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