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きょう(13日)の最高気温は大分県日田市で39.9度まで上がり、九州での観測史上歴代1位の高い気温を記録しました。あす(14日)も九州は北部を中心に猛烈な暑さとなるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。

九州北部 記録的な暑さ

きょう(13日)の九州北部は湿った南東の風が九州山地を越えて吹きおろすことによって「フェーン現象」が起こり、猛烈な暑さとなりました。
きょう(13日)の最高気温は大分県日田市で39.9度まで上がり、観測史上1位の記録的な猛暑となりました(これまでの日田市の1位は2013年8月20日の39.4度)。また、九州の最高気温の高い記録39.6度(佐賀市:1994年7月16日、本県天草市牛深:2013年8月20日)を超え、九州での観測史上1番高い記録的な暑さとなりました。
福岡県久留米市は39.5度、佐賀県嬉野市も39.0度まで上がり、それぞれ観測史上第1位の高温となりました。

あす(14日)も猛暑!

あす(14日)も九州は高気圧に覆われ、さらに西日本の南海上を台風15号が西寄りに進むため、九州は北部を中心に湿った東寄りの風が九州山地を越えて熱風として吹きおろす「フェーン現象」が発生する見込みです。きょう(13日)以上に気温が上昇するおそれがあります。あす(14日)にかけても猛烈な暑さが続くため、熱中症に厳重な警戒が必要です。こまめに水分を補給し、たくさんの汗をかいた時には塩分もあわせて摂りましょう。気温が高い時間帯は運動や作業を控え、冷房を適切に使用し、室温の管理にも十分気をつけてください。