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多くの流れ星を見ることができるペルセウス座流星群の見ごろが今年もやってきました。流星群の活動は、13日月曜日にもっとも活発となりますので、12日日曜日の夜から13日未明にかけてが一番の見ごろとなり、その前後の11日今夜と13日月曜日の夜にも観察することができるでしょう。特に今年は11日今夜が新月のため、月明かりに邪魔されることなく、観察には好条件です。

観測のポイントは?

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流星は、北東の空にのぼるペルセウス座の近くを中心に放射状に出現します。放射点は夜になれば昇ってきますので、午後9時頃から流星が出現し始め、空が明るくなり始める直前に、もっとも多くの流星を見ることができそうです。流星は、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこでも現れます。
観察するポイントとしては、空全体を眺めるようにすることと、街明りの影響が少ない空の開けた場所を選ぶことです。仙台市天文台によりますと、暗い場所で観察した時に見える流星の数は、最も多い時で1時間に60個程度と予想されているそうですよ!

寝転がって観よう!

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仙台市天文台で行われた2016年のペルセウス座流星群観察会の様子です。レジャーシートなどを敷いて、寝転がったまま観察できる準備をしておきましょう。楽に長時間、観察することができます。今年もたくさんの流れ星が見られるといいですね。
※仙台市天文台では今年も、12日日曜日、ペルセウス座流星群の観察会が開催されます。開催は天候次第となり、当日17時に決定後、仙台市天文台ウェブサイトに掲載されます。ご確認の上、お出かけ下さい。

東北は絶好の観察日和

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11日今夜の東北地方は、高気圧に覆われて晴れるところが多く、絶好の星空観察日和になるでしょう。12日日曜日の夜もだいたい晴れますが、福島県の南部では雲が多くなりそうです。13日月曜日の夜は、東北の南部や青森県では雲が多くなりますが、雲の隙間からチャンスもありそうです。秋田県、岩手県は3日間とも晴れて、観察日和が続くでしょう。お盆の時期ですので、帰省されている方も多いと思います。少し夜更かしをして、夜空を見上げてみるのも良いですね。