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消防庁によると、先週は熱中症で救急搬送された人が一気に増え、前週の2倍以上になりました。今年は例年の7月と比べて圧倒的に多くなっています。

熱中症搬送者数 急激に増える

24日、消防庁が発表した情報によると、先週(7月16日〜7月22日)は熱中症で救急搬送された人が22,647人で、前週(7月9日〜7月15日)9,956人の2倍以上と、一気に増えました。上のグラフは、2010年以降の、熱中症による救急搬送者数(6月〜9月)です。今年(赤い線)は、すでに40,000人を超えており、例年の7月と比べて圧倒的に多くなっています。

命にかかわる危険な暑さ

今年は7月中旬以降、気温のかなり高い日が続いており、40度前後の猛烈な暑さが数日続いている所もあります。災害級の暑さともいえるほどで、熱中症の危険性がかなり高まっています。高齢の方は暑さを自覚しにくいため、周囲の方が声をかけてあげるとよいでしょう。また、健康な人も寝不足の日や疲れがたまっている時などは熱中症にかかることがありますので、油断せず、暑さ対策を万全にしてください。tenki.jpの熱中症情報や「熱中症ゼロへ」も参考になさってください。なお、気温の高い状態は8月上旬にかけても続く見込みです。