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今日(11日)発表の最新の桜開花予想です。北海道に桜前線が上陸するのは24日。道内から桜の便りが届くまであと2週間をきりました。

春の嵐を乗り越え、開花は順調に進む

今日(11日)の道内は、発達する低気圧の影響で北部や南西部を中心に南よりの風が強まっており、留萌地方の天売焼尻と増毛町には暴風警報が発表されています。活発な雨雲も夜にかけて道内を通過していくため、急な強い雨や落雷、突風など空模様の急な変化には注意が必要です。
そんな中、函館からは今日、平年より14日早くツバメの初見が観測されるなど、ゆっくりと確実に春はやってきています。
今日までの1週間は、春物のコートの中でも厚手のものが活躍する日が多くなるような寒の戻りがあり、湿った雪が降ってシャーベット状の雪が積もった所があったなど、季節が冬に逆戻りしてしまったかのような日が多くなりました。しかし、我々人間にとってはうんざりしてしまう天気でも、桜にとっては花芽の生長を遅らせる程の影響はないと見込んでいます。
また、4月の後半の気温は平年並みか高めで、花芽の生長もぐんぐんと進み、各地の開化は平年より5日前後早まりそうです。今日発表の最新の桜開花予想では、道内の開花のトップバッターの松前は24日。札幌の開花は前回予想と変わらず28日の見込みです。来週は晴れて暖かな陽気が戻ってきますので、ウキウキした気持ちでお花見の予定を立てられそうですよ。