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急速に発達した低気圧の影響で、一昨日(1日)、昨日(2日)と記録的な暴風や大雪を観測し、今シーズン一番の大荒れとなった道内。今日(3日)は、嵐も過ぎ去り、晴れ間の戻っている地域も多くなっていますが、この週末は気温が急上昇!雪の事故に注意が必要です。

観測史上一番の積雪に

急速に発達した低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、道内では昨日までの二日間で記録的な大雪となりました。昨日(2日)の最深積雪は、上川地方の音威子府(おといねっぷ)で264センチ、幌加内(ほろかない)で290センチ、胆振地方の伊達市大滝で208センチ、空知地方の滝川で156センチなど、統計開始以来一番の積雪となっている所もあります。

なだれ・落雪・道路冠水の恐れも

今日(3日)は、広く天気は回復し、太平洋側やオホーツク海側を中心に晴れ間が戻るでしょう。ただ、天気は回復しても注意が必要です。この週末は各地で気温が上がります。最高気温は、今日(3日)は全般に5度前後、明日(4日)はさらに高くなり、8度くらいまで上がる所が多く、道東方面の内陸などでは2ケタの気温となる所も出てきそうです。3月下旬から4月中旬並みの暖かさとなるため、雪が緩みます。傾斜地での雪崩や屋根からの落雪などに注意が必要です。特に記録的な大雪となっている所や、一気に積雪が増えた所では注意が必要です。また、雪解けが進み道路状況も悪くなります。道路わきに大きな水たまりができたり、雪解け水で道路が冠水する恐れもあります。この週末は雪による事故に十分注意して下さい。