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2月は強烈な寒波がたびたび襲来しましたが、3月は全国的に暖かい空気が流れ込みやすく、ようやく春らしさを感じられるようになりそうです。最新の長期予報の資料をもとに、この先1か月の天気傾向をまとめました。

春の到来 3月は全国的に暖かいが、寒の戻りも

【1週目(3月3日〜3月9日)】寒の戻りに注意
北海道や東北は、雲が広がりやすく、日本海側では雪や雨の降る日が多くなりそうです。北日本においては、春の暖かさはもう少し先となる見込みです。北陸や関東から九州は、春らしく、天気は数日の周期で変わるでしょう。3月はじめの週末は広く晴れて、気温がグンと高くなる見込みです。最高気温は20度を超える所が出てくるかもしれません。5日(月)から6日(火)は、低気圧の影響で、広い範囲で雨が降るでしょう。雨の割には気温が高めとなりますが、低気圧が過ぎ去ったあとの7日(水)ごろからは、冷たい空気が流れ込みます。各地で気温は10度に届かず、寒の戻りとなる見込みです。体調管理にお気を付けください。沖縄や奄美は曇りや雨の日が多くなるでしょう。5日(月)にかけて、最高気温は25度前後まで上がり、ムシムシと感じられそうです。
【2週目(3月10日〜16日)】北海道や東北でも気温上昇
全国的に南から暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。北海道や東北は引き続き雲が多くなりそうです。日本海側では晴れ間もありますが、雨や雪の降る日が多くなる見込みです。これまでと違う点は、気温です。北海道や東北でも気温は平年より高くなり、日中の気温は、ようやく氷点下から解放される日も多くなりそうです。北陸や関東から九州は、湿った空気の影響で雲が広がりやすく、いつものこの時期にくらべて晴れの日が少なくなる予想です。晴れの日が少なくても、気温は平年より高めに経過し、季節は着々と前進するでしょう。沖縄や奄美では、晴れる日が多く、この時期らしい気温の日が続く見込みです。
【3〜4週目(3月17日〜30日)】サクラ開花の季節に
北海道や東北では3月中旬以降も雲が広がりやすく、日本海側では雨や雪の降る日が多くなるでしょう。気温は平年より高い状態が続き、朝の最低気温も徐々にプラスの気温となっていきそうです。北陸や関東から九州の天気は周期的に変わるでしょう。太平洋側では晴れる日が多く、気温は平年並みか高くなる予想です。サクラの開花の便りが届き始めそうです。楽しみですね。沖縄や奄美では、気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくく、2週目と同様に晴れる日が多くなるでしょう。気温は20度くらいの日が多く、過ごしやすい良い季節となりそうです。