10日(土)の雨のあと、再び強烈な寒気。北陸で記録的な大雪となった6日頃と同レベルの寒気が流れ込んでくるでしょう。日本海側は大雪に警戒。太平洋側も所々に雪雲。気温も急降下しそうです。

◆広く雨に

10日(土)は前線を伴った低気圧が本州の南を進み、別の低気圧が北海道付近に近づく見込みです。暖かく湿った空気が入るため、雪ではなく、雨の降る所が多くなりそうです。
九州や四国、中国地方は日中は広く雨が降るでしょう。近畿もや東海は昼頃から、北陸も夕方から雨が降りそうです。関東も夜から雨が降るでしょう。東北や北海道は午後は次第に雪や雨が降りそうです。
記録的な大雪となった北陸でも雨が降るため、急に雪どけが進むでしょう。川の増水や道路の冠水、屋根からの落雪、ナダレに注意が必要です。

◆再び強烈寒気

11日(日)は次第に冬型の気圧配置になるでしょう。12日(月)をピークに北陸で記録的大雪となった6日頃と同じくらいの強い寒気が流れ込んでくる見込みです。
11日(日)は北海道と本州の日本海側は雨から次第に雪に変わるでしょう。冬の嵐となり、13日(火)頃にかけて北陸や東北を中心に再び大雪となる恐れがあります。すでに積雪が多くなっている地域を中心に再び大雪となって、車の立ち往生など交通障害が起こる可能性があります。不要不急の外出は避けるようにしましょう。太平洋側にも雪雲が所々に流れ込み、四国や九州南部でも雪が降りそうです。

◆寒暖差大

10日(土)は暖かな空気が流れ込むため、北陸や関東以西では最高気温は10度前後の所が多く、厳しい寒さはないでしょう。
11日(日)以降は次第に冷たい北風が吹きつけるため、気温はみるみる急降下。日本海側から寒さが戻り、12日(月)は関東も含め広く真冬の寒さとなるでしょう。3連休は天気に加え、寒暖の差も大きくなりますので、体調管理に注意が必要です。