札幌では、体育の日の連休以降、平年並みか低めの気温が続いています。すっかり街の木々も色づき、葉を落とす木も見られるようになりました。この土日(21日、22日)は寒さが緩み、平年より高めの気温で経過する見込みです。

秋が深まる 今朝(20日)の札幌 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃
秋が深まる 今朝(20日)の札幌 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃

足早な季節の歩みもゆっくりに

ここ10日間、北海道付近は寒気の影響を受けやすく、季節の歩みが足早になりました。札幌では、最高気温が10月下旬から11月上旬並みの日が多く、外を歩く時は日中でも肩に力が入ることがしばしばです。今日(20日)の午後2時までの最高気温は14.1度で平年並みでした。
ただ、この土日(21日、22日)は南からこの時期としては暖かい空気が流れ込むため、道内では最高気温が15度を超え、平年より3度ほど高くなるでしょう。暖かい空気だけでなく、湿った空気も流れ込みます。晴れ間の出る所が多くなりますが、土曜日は室蘭や函館方面など太平洋側で、日曜日は稚内や留萌方面など日本海側で弱い雨が降るでしょう。