強い台風5号の活発な雨雲がかかり続けている奄美地方の名瀬では、5日午前10時までの24時間で400ミリの雨を観測。8月としては観測史上1位となっています。

台風5号の活発な雨雲がかかり続けている奄美市名瀬では、5日午前10時までの24時間で400ミリの雨を観測。8月としては観測史上1位となっています。
強い台風5号は5日午前9時現在、屋久島の南にあり、ゆっくり北西へ進んでいます。台風の動きがかなり遅いため、奄美地方は活発な雨雲がかかり続け、記録的な大雨になっている所があります。
奄美市名瀬では、午前10時までに24時間で400ミリの雨を観測。8月の平均の雨量が268.2ミリなので、この24時間で平年の8月の約1.5倍もの雨が降ったことになります。
このあとも台風の動きが遅く、奄美地方や九州南部では大雨による土砂災害などに厳重な警戒が必要です。また、屋外での行動が危険なくらいの猛烈な風が吹き、海は猛烈にしける状態も長引くおそれがあります。最新の台風情報や自治体の情報を確認して、早めに避難をするなど身の安全を確保して下さい。