ゴールデンウィーク中、晴れる日が多いですが、上空の寒気や気圧の谷の影響で、大気の状態が不安定になることも。特に、あす29日と、5月1日は、雨雲が発達しやすくなりそうです。

      
      

あすの天気 ほぼ全国で不安定 急な雨 落雷・突風・ひょう 注意

ゴールデンウィーク初日のあす、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んでくるうえ、気圧の谷が通過します。北海道と東北、北陸は雨が降りやすく、カミナリを伴う所もあるでしょう。晴れる関東から西も、急な雨や雷雨に注意が必要です。落雷が発生したり、突風が吹いたり、ひょうが降ってくるおそれもあります。『急に空が暗くなる』『ゴロゴロという音が聴こえてくる』『ヒンヤリした風が吹いてくる』という、発達した積乱雲が近づくサインに気を付けてお過ごしください。
【各地の天気(北から)】
北海道は、南西部と北部は午前を中心に、午後は東部でも、一時的に雨が降るでしょう。
東北の日本海側と北陸は昼前後から夕方にかけて雨雲が通過します。カミナリが鳴ったり、強い雨の降ることもあるでしょう。東北の太平洋側は晴れ間が出ますが、午後は雨や雷雨の所がありそうです。
関東と東海も日差しがありますが、昼前後からは、あちらこちらでにわか雨があるでしょう。カミナリを伴う所もありそうです。
近畿、中国、四国にかけては、早い所では明け方から雨雲がわいてきて、夕方にかけて突然の雨や雷雨に注意が必要です。降った雨がいったん止んで晴れても、再びザッと降るおそれがあります。
九州と沖縄は、寒気の影響をあまり受けません。朝のうちまでは雲が多く、雨のパラつく所もありますが、昼頃からは各地で晴れるでしょう。

あさって以降の天気

あさって以降は、広く晴れて気温が上がり、関東から西は汗ばむくらいになるでしょう。ただ、その一方で、上空に寒気が流れ込んだり、気圧の谷が通過するなどで、急に雨の降り出す日もある見込みです。最新の気象情報をチェックしてください。特に、1日(月)は傘の必要な所が多くなる見込みです。北海道や東北、北陸、関東にかけて雨雲が発達しやすくなるでしょう。下のリンク『ゴールデンウィーク 国内の天気』にあるように、東海から西も降水確率が30%前後とやや高めで、にわか雨の所がありそうです。