晴天が続いていた関東地方ですが、週末は曇りや雨のすっきりしない天気に。日曜日は本降りの雨となる所もあり、お花見は土曜日の方がおすすめです。ただ、雨具の用意と風対策を忘れずに。

晴れ続きから曇りや雨に

きょう6日(木)も関東地方は上着いらずの陽気で、今年一番の暖かさとなっています。横浜では今年初めて気温が20度を超えて、桜(ソメイヨシノ)は満開になりました。関東地方では南部を中心に桜が見頃を迎えており、今週末もお花見の計画をしている方も多いことでしょう。今週はしばらく晴れの天気が続いていましたが、週末にかけてはスッキリしない天気となりそうです。

雨が降りやすい日と時間は?

今夜からあす7日(金)の朝にかけては、上空の気圧の谷や湿った空気の影響で、所々に雨雲がかかるでしょう。強く降る雨ではないものの、南風が強く、傘がさしにくい所もありそうです。日中は雨がやんで日の差す所もありますが、湿った空気の流れ込みやすい状態が続くため、一部に雨雲がかかる可能性があります。仕事帰りにお花見を楽しむ際も、念のため雨具の用意をしておくとよさそうです。
8日(土)も引き続き湿った空気が流れ込みます。晴れる時間もありますが、雲が広がりやすいでしょう。狭い範囲ですが、一時的に雨が降ることも考えられます。少し雨宿りすればしのげる程度ですが、急な雨に備えて、レインコートなどをお持ちください。
9日(日)は前線が関東付近を通過します。日中にかけて雨の降る所が多いでしょう。本降りの雨となる所もあり、お花見にはあいにくの天気になりそうです。

気温と風は?

週末にかけては日差しが少なくても気温が高いというのがポイントです。最高気温は20度前後で、屋外で長く過ごしても寒さはないでしょう。晴れる時間が多ければ25度近くまで上がる所もあり、暑いかもしれません。また、南風の強い状態が続きます。レジャーシートや紙コップなどは飛ばされてしまいそうです。早い時期に咲きそろった桜は散り始めて、桜吹雪となる所もあるでしょう。お弁当や飲み物に砂埃や花びらが入らないよう、蓋つきのものを用意するなど、工夫が必要になりそうです。
なお、雨の降る時間は今後、変わる可能性があります。tenki.jpで最新のポイント予報や下記リンクの豪雨レーダーなどをチェックして、お花見の参考にしてくださいね。