9日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。気温は平年並みで、春は順調にやってきそうです。降水量は日本海側で平年並みか少なく、太平洋側とオホーツク海側はほぼ平年並みでしょう。日照時間は日本海側で平年並みか多く、太平洋側とオホーツク海側はほぼ平年並みの見込みです。

北海道の1ヶ月の天気傾向
北海道の1ヶ月の天気傾向

週間ごとの天気の流れ

(3月11日~3月17日)
高気圧に覆われる日が多い見込みです。11日(土)と12日(日)の道内は広く晴れて、気温は3月下旬並みの所が多く、お出かけ日和となりそうです。来週13日(月)以降も今のところ、天気の大きな崩れはなく、気温は平年並みか高いでしょう。
(3月18日~4月7日)
高気圧と低気圧が交互に通過することが多くなりそうです。各地とも数日の周期で天気が変わり、太平洋側とオホーツク海側では晴れる日が多い見込みです。気温はほぼ平年並みで、日差しや空気に暖かさを感じられる日が次第に増えてきそうです。

1ヶ月後には●●●が鳴く!!

これから1ヶ月の間で、北海道では雪解けはどんどん進み、植物や動物たちが活動をはじめます。北海道の気象台で行っている生物季節観測で、一番初めに観測されるのはヒバリです。日ごとに変わる風景に、近づく春の訪れを感じそうですね。

根雪終日とヒバリ初鳴の平年日
根雪終日とヒバリ初鳴の平年日

雪解けが進む札幌

3月9日、札幌の15時の積雪は65cmで、平年の98%とほぼ平年並みとなっています。道路わきにはまだまだ大きな雪山が沢山ありますが、日当たりの良い所では地面が見えている所もあります。愛犬ココは土の香りを感じたのかな?

札幌市(2017年3月8日) 撮影:日本気象協会北海道支社 佐藤貴子
札幌市(2017年3月8日) 撮影:日本気象協会北海道支社 佐藤貴子