けさ(3日)の道内は、冬型の気圧配置の影響で、札幌など日本海側で雪が降りました。また、内陸を中心に冷え込みが強まり、上川地方の下川で-29.0℃まで気温が下がりました。これからは雪や寒さは次第に緩み、土日にかけて割合穏やかに経過します。冬のイベントなどお出かけ日和ですが、雪がとけるため、落雪や泥はねなどに注意が必要です。

札幌市内のマンション 屋根の上には雪庇が
札幌市内のマンション 屋根の上には雪庇が

午後3時の札幌の積雪は83センチ。屋根の上などには、雪庇(せっぴ)と言われる、風が一方方向に吹いて、風下側にできる雪の塊があります。気温が上がる際など、落雪の危険性が高まります。

土日にかけて雪や寒さおさまる

きょうの午前中は、札幌など日本海側の広い範囲で5センチ前後の雪が降りました。
午後は冬型の気圧配置が緩んだため、雪はやみ、晴れ間の出ている所が多くなっています。
土日(4日、5日)は高気圧に覆われるため、全道的に日差しが出る見込みです。
寒さも緩み、札幌や函館など南西部を中心にプラスの気温(2月下旬~3月並み)となり、季節が少しだけ進みそうです。
晴れて気温も上がり、この時期としては過ごしやすく、お出かけにも良い日和となりますが、屋根からの落雪や、路面状況の変化、雪下ろし中の事故などに十分、気を付けて下さい。

豆まきで鬼も冬将軍も退散
豆まきで鬼も冬将軍も退散

ちなみに、北海道では節分の豆まきは、大豆ではなく落花生を使います。
豆に関する豆知識でした。