寒波の影響で全国的に厳しい寒さになっていますが、この先の寒さや雪はどうなるでしょう。気象庁から2017年1月前半にかけての、1か月予報が発表されました。

全国的に気温は高め 雪は少なめ

今回の寒波が抜けた後は、日本付近は冬型の気圧配置が弱く、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。全国的に気温は高めで、特に一週目の12月17日から23日にかけては全国的に平年より高く、西日本では20度くらいまで上がる所もありそうです。ただ、北日本では2週目の年末の頃に寒気が入る見込みで、寒暖の変化が大きくなりそうです。

週別の天候

【1週目(12月17日~23日)】強い寒気は抜けて、日本海側も雪や雨の日は少ないでしょう。ただ、東日本や西日本の太平洋側では、気圧の谷や湿った空気の影響で、晴れの日は少なくなりそうです。気温は全国的に平年より高く、西日本では20度くらいまで上がる所があるでしょう。
【2週目(12月24日~30日)】北日本には寒気が入り、気温は平年並みか低くなるでしょう。太平洋側は晴れの日が多いですが、日本海側は雪の降る日が多くなりそうです。東日本や西日本は寒気の流れ込みは弱く、気温は西日本を中心に平年より高い予想です。日本海側は雪や雨の日は少ないでしょう。太平洋側は晴れの日が少なくなりそうです。
【3~4週目(12月31日~1月13日)】寒気が西日本まで南下しやすく、全国的に気温はほぼ平年並みで真冬らしい寒さになるでしょう。日本海側は平年と同様に雪または雨の日が多く、太平洋側は晴れの日が多くなるでしょう。
※北日本は気温の変化が大きく、路面の状況が悪くなったり、雪崩が起こりやすくなりそうです。十分ご注意ください。