3日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。気温は平年より低く、降水量は平年並みか多い見込です。特に11月上旬は、季節先取りの寒さが続き、雪や雨の降る日が多くなりそうです。なお、8日(火)は、発達した低気圧の影響で荒れた天気となる恐れがあるため、最新の天気予報に注意してください。

1ヶ月の天気傾向
1ヶ月の天気傾向

詳しい天気・・8日は冬の嵐に

( 11月5日~11月11日 )
11月下旬から12月上旬並みの気温となる日が多く、季節先取りの寒さが続き、各地で例年よりも雪や雨の降る日が多くなります。5日と8日頃は低気圧の影響などで太平洋側でも再びまとまった雪の降る可能性があります。特に、8日は低気圧の発達の程度で、ふぶきや局地的な大雪となる恐れもあります。念のため車の中には牽引ロープやスコップを入れておくなど冬の備えをしておくとよさそうです。
( 11月12日~12月2日 )
季節先取りの寒さがこの時期本来の寒さとなってくるため、同じような寒さが続いた状態で12月になりそうです。雪や雨が降る日は日本海側やオホーツク海側では例年通りとなり、太平洋側では晴れる日が増えそうです。

11月に雪が降る日数は?

11月の北海道では、どのくらい雪の降る日があるのでしょうか?札幌や旭川、稚内、網走など日本海側やオホーツク海側では15日前後は雪の降る日があります。一方、室蘭や函館など道南は10日前後、帯広や釧路は数日です。この11月は上旬を中心に例年よりも雪の降る日多くなる予想のため、図の日数よりは増えそうです。

11月に雪が降る日数の平年
11月に雪が降る日数の平年

冬囲いの季節

北海道では冬囲いの時期となっています。雪囲いは、冬の間に雪の重さで枝が折れたりするなどを防ぐために、添え木で固定したり、ワラやネットで囲ったりすることです。札幌の大通公園では冬囲いがこの時期の風物詩となっています。我が家でも庭の木に冬囲い(自己流)をしてみました。この木も来週は雪に覆われることになりそうです。

コノテヒバの冬囲い(札幌)
コノテヒバの冬囲い(札幌)