きょう10月7日朝、盛岡地方気象台は、岩手山(いわてさん)の初冠雪を観測しました。今シーズン、本州で初冠雪が観測されるのは初めてのことです。

        
        

昨夜から、北日本の上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込み、所々に雪雲がかかりました。すでに、きょう7日未明には、北海道の稚内で「初雪」が観測されています。
そして今朝、岩手県の主峰で日本百名山の一座、南部富士ともいわれる「岩手山(標高2,038m)」から初冠雪の便りが届きました。盛岡地方気象台の観測です。 (平年より6日早く、昨年より7日遅い)
IBC岩手放送様から、今朝の岩手山の画像を提供して頂きました。
9月29日の北海道旭岳、10月6日の利尻山に次いで今シーズン3番目で、本州では一番乗りです。
※「初冠雪」とは、山の中腹から山頂に雪が積もり、ふもとの気象台や観測所から白くなった山の姿が初めて見えたことを言います。
東北地方の山では、紅葉が進んできています。晴れた日は空の「青」と、山頂に積もった雪の「白」と、鮮やかに色づいた山肌の紅葉のコントラストを楽しめそうです。

今朝 岩手山に続き、北海道釧路地方にある「雌阿寒岳(めあかんだけ)」でも初冠雪が観測されました。釧路地方気象台の観測です。(平年より8日早く、昨年より2日早い)
※一部追記しました。