20日は、鹿児島市の喜入で1時間69.5ミリの非常に激しい雨が降りました。また、関東地方も午後からあちらこちらでにわか雨が降りました。21日は、関東は雨で強まる所もあるでしょう。

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20日は熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込んだ九州地方を中心に局地的に激しい雨が降りました。鹿児島市の喜入では、1時間に69.5ミリ、宮崎県の都城市では1時間に55.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また、関東地方でも午後から日差しが多くなり、気温が上がった午後は風の収束などの影響から、横浜市や町田市など、あちらこちらで雨雲が発達し、にわか雨がありました。21日も晴れる所が多いものの、九州、そして関東では大気の不安定な状況が続く見込みです。

東海以西 蒸し暑い

21日も東海以西では広い範囲で晴れる見込みです。ただ、熱帯低気圧周辺の湿った空気が入りやすい九州南部をはじめ、中国、四国などの山間部でも一部で午後から激しい雨や雷雨になる所もあるでしょう。空にもくもくとした積乱雲が現れはじめたら、天気急変のサインです。突然空が変わり、にわか雨や雷雨の可能性もありますから、ご注意を。
最低気温は20日朝と同じぐらいで、24度~25度の予想です。寝苦しい夜が続くでしょう。
最高気温は、32度前後で、湿気も多くうだるような暑さが続く見込みです。

関東は雨で少し涼しく

20日の関東地方は、上空に寒気が南下し、湿った北東の気流や、南の熱帯低気圧からの湿った空気の影響も相まって、引き続き、大気の状態が不安定です。変わりやすい天気になるでしょう。午前中は多少晴れ間の出ることもありそうですが、20日よりも広い範囲で雨が降りやすくなります。午後からは局地的に積乱雲が発生することもあるかもしれません。20日に続き、天気の急な変化に備えて、雨具をお持ちください。また、雨が降り続くと気温があまり上がらず、半袖1枚ですと、少しヒンヤリと感じられるかもしれません。

北日本は太平洋側ほど雲多い

北海道や東北は、太平洋側ほど厚い雲に覆われ、日本海側ほど晴れ間が出そうです。午後は日本海側から雨の降り出す所もありますので、雨具を持ってお出かけください。
北陸も午後からは、にわか雨の所があるでしょう。
気温は平年並みの所が多いですが、厚い雲に覆われる仙台は23度くらいと、6月下旬並みで涼しく感じられそうです。