今朝の東京の最低気温は21度9分と明け方は比較的涼しかったものの、午後1時までに36度7分まで上がっています。最低気温と最高気温との日較差は14.8度となり、7月として過去141年間で最大となりました。

午前9時の実況天気図
午前9時の実況天気図

きょうは関東地方で朝からみるみる気温が上昇しています。
今朝の東京の最低気温は21度9分と明け方は比較的涼しかったものの、午後1時までに36度7分まで上がっています。最低気温と最高気温との日較差は14.8度となり、7月として過去141年間で最大となりました。
過去、7月として最も日較差が大きかった2004年7月13日の天気図ときょうの天気図を比べてみると、類似点が見られました。(2004年7月13日は、最低気温が21度7分、最高気温が36度3分と日較差14.6度でした。)
どちらの天気図も、梅雨前線が関東の北側に停滞し、南には太平洋高気圧が広がっています。その太平洋高気圧の西には台風または、熱帯低気圧があります。
また、太平洋高気圧の縁にあたる等圧線が、少し日本海へ向けて北への張り出しが見られます。
また、天気図からは分かりにくいですが、どちらも関東地方の上空には、北西の風が入っていて、山を吹き降りるフェーン現象が起こりやすくなりました。
地上付近の気温が上昇するほど、大気の状態が不安定となります。このあと、突然の雨や雷雨となる可能性がありますので、空の変化にご注意ください。