今週はこの時期にしては強い寒気が北日本を通過する見込みです。北海道と東北では不安定な天気に注意して下さい。関東から西は高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。

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北海道と東北 寒気の通過

週の中頃にかけては低気圧や寒気の影響を受けて、曇りや雨の降る日が多いでしょう。
特に6月1日(水)~3日(金)にかけて、この時期にしては強い寒気が上空を通過する見込みです。
大気の状態が不安定になりますので、雷が鳴ったり、雨脚が強まることもあるでしょう。
また、地上では低気圧の影響で風が強まるおそれがあります。強い風にもご注意下さい。
最高気温は平年並みか低い日が多いでしょう。
札幌の最高気温は2日(木)と3日(金)は、ともに15度の予想。平年より5度以上低くなる見込みです。
北海道ではつい先日の記録的な暑さから一転、昼間もヒンヤリした空気に包まれそうです。
※気温の変化が大きくなりますので、体調を崩さないようお気をつけ下さい。

関東から九州 雨のあとは高気圧に覆われる

30日(月)は西から天気が回復する見込みです。
九州と中国、四国は朝には雨がやんで、日中は次第に晴れるでしょう。
近畿から北陸、関東にかけては雲が多いものの、雨は昼頃にやむ見込みです。
31日(火)以降は高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。
最高気温は平年並みか高い日が多いでしょう。
東京は26度前後の予想。大阪は27度前後の日が多く、4日(土)は30度以上の真夏日になりそうです。
福岡は28度前後の日が多いでしょう。
※屋外での作業は無理をせず、こまめに水分と休憩をとるように心がけましょう。

沖縄 梅雨前線と湿った空気

曇りや雨の日がほとんどです。
2日(木)以降は梅雨前線が沖縄付近に停滞するため、雨の降る日が多いでしょう。
最高気温は平年よりも高く、真夏日の日が多くなりそうです。
暖かく湿った空気が流れ込むため、湿度が高く、かなり蒸し暑くなるでしょう。
熱中症には十分ご注意下さい。