関東から九州・沖縄はおおむね晴れて、日差しがたっぷり。けさ冷え込んだ所でも、日中は気温が上がって、冬のコートがいらないくらいの暖かさに。朝との気温差が大きいため、服装選びにご注意ください。

東京・池袋から見た都内の朝焼け(撮影:石上沙織)
東京・池袋から見た都内の朝焼け(撮影:石上沙織)

けさは冷え込んだが…日中は春本番の陽気

けさの東京都心は雲がほとんど見当たらず、スッキリした青空が広がっています。
午前6時までの最低気温は2度3分で、この時期らしい冷え込みでした。
そのほかを見てみると、名古屋は0度6分、広島で1度5分、高知で1度7分など、2月上旬並みの冷え込みに。
季節が1か月ほど逆戻りしたような、寒い朝でした。
ただ、関東から九州・沖縄では、日中は日差しがたっぷり降り注ぎ、気温がグンと上昇します。
最高気温は、東京都心で15度の予想。けさ冷え込んだ名古屋や広島も15度、高知は17度まで上がる予想です。
3月下旬から4月上旬並みで、桜が開花し、満開を迎えるころの暖かさに。
昼間だけのお出かけなら、スプリングコートやジャケットで出かけられそうです。
朝から出かける方や、お帰りが夜遅くなる方は、コートの下にカーディガンなど調整しやすい服装を心がけると良いでしょう。

ひな人形をしまう時期は?

さて、きょうは「桃の節句」。女の子のいるご家庭では、ひな人形を飾られている所も多いでしょう。
「ひな人形をしまうのが遅くなると、結婚が遠ざかる」…なんてこともいわれますが、しまうときは「天気」も重要です。
ひな人形をしまうとき(衣替えのときも同じです)は「晴れて、空気が乾燥した日」を選びましょう。
出来れば、一日だけ晴れたときではなく、晴れの日が続いているときが最適です。
曇りや雨で湿気の多い日にしまってしまうと、カビが生えやすくなってしまうからです。

では、あすの天気を見てみると…

晴れる所が多いでしょう。「曇り」マークの札幌や仙台も、晴れ間の出る時間がありそうです。
特に太平洋側には、広く「乾燥注意報」が発表されており、空気の乾いた状態が続く見込み。
ひな人形をしまうには良さそうです。
あさって土曜日も晴れる所が多いですが、日曜日は広く雨が降るため、
「早めにしまいたい」と考えている方は、あす・あさってがオススメです。
なお「乾燥注意報」の発表されている地域では、火の元に注意なさってください。
風邪の原因にもなりますので、のど元のケアも心がけましょう。