関東地方は気温の低下とともに、北部の平野部で雪に変わった所も。今夜は東京23区など南部の平野部でも雪となり、積もる所もあるでしょう。関東北部を中心に大雪の恐れがあります。最新の雪の情報をお伝えします。

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雨や雪のようすと今後の雪

29日(金)の関東は、平野部では日中、雨の所が多くなりました。
午後に気温が下がり始めた茨城県や栃木県では、平地でもすでに雪に変わっている所があります。
夜遅くなるほど雪の範囲が広がり、南部の平野部でも雪になるでしょう。
30日(土)の昼前にかけては、北部を中心に大雪となる恐れがあります。
北部では平野部でも路面に雪がしっかり積もりそうです。
湿った重い雪が降りますので、ビニールハウスなどは雪の重みで倒壊する恐れがあります。
また、停電に備えて、懐中電灯などを準備しておくとよいでしょう。
南部の平野部でもシャーベット状になるなど、路面に影響が出る所がある見込みです。
車の運転は、場所や時間によって路面の状況が刻々と変化しますので、お住まいの地域で雪が降っていなくても、注意が必要です。

土曜日 お出かけの際は路面状況に注意

30日(土)の朝にかけては積もった雪や路面が凍結する恐れがあります。
雪にならず、雨のまま経過した場合も、朝は気温が氷点下まで下がる所がありますので、油断できません。
時間には余裕を持って出発し、段差のある所や坂になっている所、白線やマンホールなどの上などは滑りやすいので慎重に歩きましょう。
また、車を運転する際は、冷えやすい橋の上、トンネルの出入り口付近などは特に注意が必要です。
日中は雪の降り方が弱まり、平野部では雨に変わる所も多いでしょう。
ただ、寒さはより厳しくなりそうです。
下の図は、30日(土)の天気と気温の予想です。

天気だけでなく寒さもチェック!
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予想最高気温は、都心と谷、前橋、宇都宮がいずれも5度。
この冬一番低くなる可能性もあります。
また、北よりの風が強まるため、体感温度はさらに下がり、寒さに拍車をかけそうです。
日中もダウンコートにマフラーや手袋が必要で、保温効果のあるインナーやカイロなどがあるとよいでしょう。
雪にならなくても、寒さはより厳しくなりますので、体を冷やさないよう、お気をつけください。
なお、気温の下がり方や、降水の強さなどにより、雪になるか雨になるか、まだまだ変わる可能性があります。
このあとも最新の情報をこまめに確認してください。