きょう2日の日中、北日本は荒天が続くが、関東から西は晴れて風も収まる。最高気温は高知で29度など、太平洋側を中心に暑くなる。ただ、徐々に冷たい空気が流れ込み、夕方以降は気温が急降下。今夜は各地でヒンヤリ。

              
              

北海道と東北 引き続き暴風に警戒を

急速に発達している低気圧の接近で、北海道と東北は荒れた天気となっています。
特に北海道は風が強まり、釧路で風速27.8メートルなど、立っているのも大変なほどの暴風が吹いている所もあります。
東北では今日の夕方にかけて、北海道では明日の昼頃にかけても、暴風に警戒が必要です。
また、北海道では、今夜から明日の朝にかけて、再び発達した雨雲がかかり、雷を伴い激しい雨の降る所もある見込みです。
すでに、交通機関が乱れている所もあり、今後、さらに影響が大きくなることも考えられます。
気象情報に加え、交通情報もしっかりとご確認ください。

関東から西 昼間暑くても羽織る物を持って

関東から西は、雨はほとんど止んでいて、強い南風も収まってきました。
明け方まで、広く雨を降らせていたのは、『寒冷前線』に伴う雨雲。
この、寒冷前線が通過したあとは、ヒンヤリとした空気が流れ込んできます。
日中は広く晴れるので、日差しの力で気温がいったん上がります。
最高気温は太平洋側は25度を超えて、東京と大阪27度のほか、高知29度など真夏日に迫る暑さの所も。
ただ、日が傾いてくると、空気のヒンヤリ感が際立ってきます。
急に気温が下がって、夜は肌寒くなりそうです。
下の図は、29度まで上がる予想の「高知の時系列予報」。
夜には20度を下回り(朝よりも夜の方が下がる)、北寄りの風が吹いていっそうヒンヤリしそう。
昼間、暑い!と感じられる所も、羽織るものやストールなど、持っておくと良さそうです。