19日水曜は前線や低気圧の影響で、広くスッキリしない天気に。北海道は秋のような涼しさが続きます。一方、沖縄は非常に強い台風15号の影響を受け始める見込みです。

九州・四国は雨 東海から関東も雲が広がる

東~西日本の南岸には前線が停滞しています。19日水曜は、西日本で前線が北上、東日本では引き続き南岸に停滞する見込み(上の図)。この前線の影響で、広くスッキリしない天気となりそうです。
詳しくお伝えしていくと・・・
【九州・四国・中国・近畿】
九州・四国・中国は雨が降るでしょう。局地的に、バケツをひっくり返したような激しい雨となる見込み。大きくて丈夫な傘を持ってお出かけください。近畿は紀伊半島など、太平洋側で雨が降りそうです。日差しがないため気温があまり上がらず、予想最高気温は9月並みの所も。暑さは少し和らぎそうです。
【東海・北陸・関東甲信】
晴れ間の出る所もありますが、雲が広がりやすいでしょう。広い範囲で雨が降ることはないですが、山沿いを中心に、にわか雨がありそうです。最高気温は内陸部で34度くらいと、猛暑日に迫る所もあり、蒸し暑くなるでしょう。

東北は広く晴天 北海道には低温注意報も

一方、前線から離れている東北は晴れるでしょう。北海道は午前中を中心に、低気圧の影響を受けそうです。
【東北】
日中は、強い日差しが照りつけるでしょう。気温は30度前後まで上がり、真夏の暑さが続きそう。お出かけは、日傘や帽子を忘れずに。
【北海道】
午前中まで雨の所が多いでしょう。18日は広く9月~10月並みの気温となりましたが、19日も秋のような涼しさが続きそう。なお、網走・北見・紋別地方には低温注意報が発表されています。

沖縄 台風15号の影響で急速にしける

【沖縄】
青空が広がり、気温も上昇。こちらは高温注意情報が発表されていますので、熱中症対策を万全に。
そして、非常に強い台風15号の影響を受け、海上は急速にしけてきます。沖縄本島地方では、19日夕方からしけとなり、夜には波の高さが5メートルに達する見込み。うねりを伴った高波に注意が必要です。
台風がまだ遠い所にあっても、海上は早くから影響を受け始めます。夏休み中でレジャーを楽しんでいる方もいるかと思いますが、最新の情報を確認して、くれぐれも無理をしないようにしてください。