台風がもたらすのは強い雨や風だけではありません。蒸し暑さも運びます。週末は全国の真夏日地点がひとつきぶりの多さになる予想です。急に蒸し暑くなりますので、熱中症に注意が必要です。
台風が蒸し暑い空気を運び込む日本の南には3つの台風があって、9号が10日にかけて沖縄に最も近づく見込みです。
台風が運び込む暖かく湿った空気の影響で、週末にかけて全国的に蒸し暑さが増すでしょう。
大阪を例にみますと、日ごとに気温が上がって土曜・日曜は30℃を超える予想。
北陸や東北、北海道は11日から気温が平年よりかなり高くなるとして、高温に関する異常天候早期警戒情報も発表されています。
(各地の予想気温は下記リンクよりご確認ください。)
今年、これまでの真夏日地点の記録としては、5月27日に253地点を数えました。
週末はこの日以来の真夏日地点数の多さになる予想です。
5月のカラッとした暑さとは違い、湿気が多くかなりの蒸し暑さになるでしょう。
大阪の予想気温9日(木)~12日(日)
不快な暑さ 熱中症に要注意
急な暑さにくわえて、湿気が多く蒸し暑いため、体に熱がこもりやすくなります。
こういうときは、熱中症の危険が一段と高くなりますので、注意が必要です。
こまめな水分補給や風通しの良い服装をこころがけましょう。
また、夜間や部屋の中でも、熱中症にかかることがあります。
激しい運動をした時だけでなく、1時間にコップ一杯程度の水分を意識的にとるようにしましょう。