連休中は晴天が続きましたが、週末は雨具が必要な所が出てきそう。天気を左右するのが沖縄付近に延びてくる前線。この前線の動き次第で、週末の天気も変わるでしょう。

7日9時の予想天気図(6日午前9時発表)
7日9時の予想天気図(6日午前9時発表)

天気の鍵を握るのは前線の動き

ゴールデンウィーク中は高気圧に覆われて、晴れた所が多くなりました。週末にかけても高気圧は日本海から本州を東へ移動しますが、沖縄付近には前線が延びてきます。この前線が、週末にはさらに本州の南へと延びて、西日本や太平洋側の地方の天気に影響を与えそうです。一方、北海道付近は低気圧の通り道となるでしょう。
9日(土)の全国の天気マークを見てみますと、雨マークは鹿児島のみ。ただ、降水確率に注目しますと、沖縄と、福岡から東京、そして北海道で30%から40%と、やや高くなっています。関東から西の天気は、南の海上に停滞する前線の動きに左右されます。今のところ、日の差す時間があっても念のため雨具をお持ちになった方がよさそうです。北海道は低気圧の影響で、所々で雨が降るでしょう。

9日の全国の天気と降水確率(6日17時発表)
9日の全国の天気と降水確率(6日17時発表)

最新の予報、降水確率をこまめにチェック!

続いて10日(日)の天気と降水確率です。こちらは雨マークがありませんが、やはり降水確率は30%から40%と、やや高い所があります。今のところ、前線の影響があるのは昼頃までで、午後は前線が離れる予想です。ただ、前線の動き次第で、この先の予報が変わる可能性が大きく、最新の予報をこまめにチェックした方がよさそうです。また、天気マークだけで判断せずに、降水確率もしっかり確認しましょう。

10日の全国の天気と降水確率(6日17時発表)
10日の全国の天気と降水確率(6日17時発表)

沖縄は梅雨入りの平年日が5月9日頃で、そろそろ本格的な雨の季節に入る頃です。この先は前線の動きに注目してくださいね。