夏休みシーズンも終わりにさしかかりますが、9月以降も連休が各月にあるのは嬉しいですね。残暑が厳しい日もありますが、過ごしやすい穏やかな秋晴れを過ごせる日もあと少し⁉︎そんな季節にドライブ旅を計画される方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。ドライブには適度な休憩も大切。そこでおすすめしたいのが、道の駅で休憩がてら楽しめる温泉。今回は、日本海を眺めながらドライブを楽しめる新潟の温泉施設がある道の駅をご紹介します。

写真はイメージです
写真はイメージです

道の駅 朝日(村上市猿沢)

村上市猿沢にある道の駅「朝日」は国道7号沿いに位置し、村上市朝日地区のその恵まれた自然と文化の魅力を発信する観光拠点として複数の施設と共に広々とした敷地に整備されています。「物産会館」は村上市の特産品を展示・販売しており、「またぎの家」は800年の歴史を受け継ぐ三面集落の民家がそのまま移設されたもので、奥三面のダム建設で閉村した三面の貴重な文化遺産として残されています。そして、旅の疲れを癒す日帰り温泉施設の「まほろば温泉」は地下1300mから湧き出た湯量豊富な弱アルカリ性低張性温泉。浴場や露天風呂からは、朝日の雄大な自然を眺めることができます。無料休憩所もありますが、隣接する施設に有料の休憩所や宿泊施設もあるので数日間の滞在にも。
◆道の駅 朝日
※詳細は公式HPをご確認ください

村上市を流れる三面川の風景
村上市を流れる三面川の風景

道の駅 関川(岩船郡関川村上関)【無線LANあり】

岩船郡関川村を走る国道113号沿いに位置する道の駅「関川」。こちらの道の駅はJR越後下関駅からも約1kmと徒歩圏内にあり、ドライブ旅のみならず列車の旅をされる方も気軽に立ち寄ることができます。敷地内にある日帰り温泉施設の「桂の関温泉 ゆ〜む」は、男女共に大浴場・露天風呂・サウナが完備されており、休憩所は64畳敷。カラオケルームやエステなどもあり、のんびりと寛ぐことができます。また、周辺には重要文化財である渡辺邸や佐藤邸、県指定の文化財である津野邸は極めて貴重な商家構造の建造物として大切に管理されており、18世紀の町並みを楽しむこともできます。
◆道の駅 関川
※詳細は公式HPをご確認ください

18世紀の町並みを残す関川村
18世紀の町並みを残す関川村

道の駅 国上(燕市国上)【無線LANあり】

良寛ゆかりの地でもある国上山の麓、新潟県道2号新潟寺泊線沿いに位置する道の駅「国上」。周辺には国上寺や五合庵など、良寛にまつわる史跡が点在しています。お土産の売店や休憩所もあり、100%燕市内で育った野菜が並ぶ直売所はワンコインで手に入る新鮮野菜をお目当てに朝から列をなすことも。日帰り温泉施設の「ふれあいパーク てまりの湯」は単純硫黄冷鉱泉の源泉を直接引いて加温したお湯の浴場と露天風呂があります。お風呂上りには30畳・100畳もの休憩室でゆっくりと寛げます。また「ふれあいパーク久我美」の売店の裏では、8月末までのイベントとして源泉を利用した冷やし足湯(無料)が楽しめます。最大40名が一度に入れるこの大きな足湯を是非体験してみてください。
◆道の駅 国上
※詳細は公式HPをご確認ください

最大40名が一度に入れる足湯
最大40名が一度に入れる足湯

道の駅 ちぢみの里おぢや(小千谷市稗生甲)

小千谷市を走る国道17号沿いに位置する道の駅「ちぢみの里おぢや」。24時間利用できるトイレ設置の道路情報ターミナル棟に日帰り温泉施設「湯どころ ちぢみの里」が併設されています。温泉泉質はナトリウム炭酸水素塩、塩化物温泉、弱アルカリ性低張性高温泉からなり、大浴場内に源泉掛け流し風呂、露天風呂やサウナ、岩盤浴なども完備されています。無料の休憩所は121帖で約196人がご利用になれます。また、ムービールームや男女別のリラックスルーム(仮眠室)でゆったりとした時間を過ごせるのも嬉しいポイント。更に、この地域は毎年2月に行われる熱気球の雪原祭り「おぢや風船一揆」や、約400年の歴史を受け継いで毎年9月に行われる「片貝まつり」での花火は世界最大と言われる四尺玉が打ち上がり多くの観光客で賑わいます。
◆道の駅 ちぢみの里おぢや
※詳細は公式HPをご確認ください
── 国土交通省・北海道開発局が提供し、道の駅で利用できる無料WiFi「道の駅SPOT」では、「道の駅」周辺の交通情報や気象・災害情報などさまざまな情報にアクセス可能です。「道の駅SPOT」の気象・災害メニューの一覧には「tenki.jp」もリンク掲載されていますので、ぜひご活用ください。

おぢや風船一揆と花火の風景
おぢや風船一揆と花火の風景