7月10日は納豆の日。ジャパニーズ・スーパーフード「納豆」を活用しよう!!

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最強の朝ごはん!?

7月にはいり、枝豆のおいしい季節がやってきました。大豆の若い豆が枝豆なのはご存じですね。大豆は豊富なビタミン類と良質のたんぱく質を含む健康野菜で、夏バテ防止に一役かってくれます。
「豆腐」「納豆」「みそ汁」「しょうゆ」などの大豆食品は私たちの食生活になじみのあるものですが、今のように輸入大豆が大量に手に入らない頃は、国産大豆は希少で、高級品とされた時代もありました。
7月10日は「納豆の日」。筋肉や血液などをつくる「たんぱく質」、体を動かすためのエネルギー「炭水化物」「脂質」、体の調子をととのえ様々な働きをコントロールする「ビタミン」「ミネラル」、そして「食物繊維」。納豆はすべてがそろった日本を代表する発酵健康食品で、簡単に朝食の一品となるお助けメニューでもありますね。
そんなことで、 本日は、納豆にまつわるよもやま話始まります。

「豆腐」と「納豆」名前が入れ替わったの⁉

「豆腐」には「腐」という文字が使われ、豆が腐ったかのような印象を与えます。ところが豆腐は、作るときにはきれいな水が欠かせず、何より鮮度が大切とされる食品です。腐るというのはどうも不似合いです。むしろ発酵して作られる「納豆」のほうが合っている気がします。
一方「納豆」は、「納」という文字が使われ、入れ物にしっかりおさめられているような印象。型にいれ作られる「豆腐」のほうがしっくりきませんか?
ですが、ちゃんとした由来がありますので、確認していきましょう!
実は、「腐」の字の冠の「府」には「くら」という意味があり、もともとは「庫」という字を冠にしていました。「腐」は捕った獣の肉を庫に入れて保存しておく状態を表わした字。初めは死後硬直で固くなっている肉が、食べられるくらいに柔らかくなってくる様子を表すのが「腐」という字でした。ですので、固い大豆を「柔らかい豆」としていただくのが「豆腐」の語源の真相だそうです。
納豆はどうでしょう?
「納豆」という文字が最初に文献に出てくるのは平安時代のこと。ここでいう納豆とは、「塩辛納豆」だったといわれています。塩辛納豆というのは、煮た大豆を麹(こうじ)菌で発酵させ、塩や香料などを加えて乾燥させたもので、糸を引かない納豆のことです。
塩辛納豆は別名、寺納豆とも呼ばれました。もともと奈良時代に、唐(現在の中国)に留学したお坊さんによって日本に伝えられ、寺院で作られたとのことです。こうして、「寺の納所(台所)で作られたので納豆というようになった」と、江戸時代の『本朝食鑑(ほんちょうしょくかがみ)』には書かれてあります。 ほかにも、桶や壺に納めて貯蔵していたからとか、神様に納めた豆だからとか、さまざまな説がありますが、「納所で作られた豆」で「納豆」という説が有力になっています。
ミツカン納豆豆知識
日本豆腐協会

激戦!納豆品評会!どの納豆がおいしいの?

ちなみに、全国から選りすぐりの納豆が集まる納豆鑑評会というものがあるのをご存知でしょうか。
全国納豆協同組合連合会が主催する、納豆の製造技術改善と品質の向上を目指して行われる審査会です。日本が世界に誇る総合栄養食「納豆」の日本一を決めるコンクールとして、 平成7年度から毎年開催されています。
審査員が、納豆の「外観(見た目)」「香り」「味・食感」の3つの項目を評価。5点満点の整数で出展納豆それぞれに点数をつけて審査が行なわれ、最優秀なものに対して農林水産大臣賞が送られます。
※「外観(見た目)」の項目で、「大豆表面の納豆菌の増殖状況」や「糸引きの状態」などが評価されます。
引用:http://www.natto.or.jp/index.html
気になる納豆鑑評会の2019年度の結果はこちら

必見!栄養たっぷりの納豆で夏バテ防止

もともと「畑の肉」と呼ばれる大豆は、必須アミノ酸をバランスよく含有した良質なたんぱく質の宝庫。他には、ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンや大豆サポニン、リン脂質の1種レシチン、レシチンとともに大豆脂質に含まれているリノール酸など良質な栄養素が目白押しです。
さらに「納豆」は、大豆には少ない脂質代謝に欠かせないビタミンB2を多く含んでいるのが特徴です。また、納豆特有の成分として特に注目されているのが「ナットウキナーゼ」です。これは大豆を納豆菌で発酵させることによって生まれる酵素で、原料である大豆には含まれていません。
また、納豆菌が作り出す有効成分としては「ビタミンK2」があります。ビタミンK2はカルシウムを体内に取り込むために無くてはならない栄養素です。このように「大豆」+αの栄養素を含有する納豆は手軽に食事に取り入れる事ができる優れた食品です。 近年、特定保健用食品などで注目を浴びている「植物ステロール」が含まれていることも見逃せませんね。
いいことづくめの納豆です。
暑い夏、冷たいネバネバ食材トリオの冷や麦で、食べやすくいただいてはみませんか?
手作りのかけだしを紹介しますが、お手軽に市販のめんつゆでもよいですね。
<素材(4人分)>
冷麦もしくは素麺 250g
納豆 180g(3パック半)
長芋 200g
おくら 10本
青じそ 20枚
青ねぎ 1把
(かけだし汁)
だし汁 400cc
酒 50cc
みりん 50cc
醤油 100cc
削り鰹節 5グラム
しば漬け 適量
卵黄 4つ(一人1つ)

(1) だし汁、酒、みりん、しょうゆ、を火にかけ一煮たちしたら、削り鰹節を入れこす。氷水につけ急速に冷まし香りを保つ。かけだし汁の完成。
(2) たっぷりのお湯で冷麦を茹で、水におとして水洗いして、氷水につける。
(3)納豆を包丁で細かく叩く。しょうゆ少々、練り辛子を合わす。
(4) 長芋は皮をむいて、包丁で細かく叩く。
(5) オクラは、塩茹でにして小口切りにする。
(6)青じそは千切り、青ねぎは小口切りにする。
(7) 器に冷麦を入れ(1)のかけ出汁をかける。(3)、(4)、(5)を盛り、卵黄1つをのせる。上に青じそ、青ねぎ、叩いたしば漬けを薬味として別に添える。

レシピ参照:全国納豆協同組合連合会芸術家でもあり料理人でもあった魯山人は、納豆は調味料や薬味を入れる前に多くかき混ぜれば混ぜるほどうま味が増し、おいしいという言葉を残していますが、個人の実験の結果400回以上がおいしいという発表もあります。何回がお好みなのか試してみるのも楽しいですね。
大雨など天候が落ち着かず、外気の暑さと冷房の冷えなど、体調を崩しやすい時節です。伝統的なジャパニーズスーパーフード「納豆」をうまくとりいれ、元気にお過ごしください。

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