5月も残すところあと4日。もうすぐ6月を迎えます。6月といえばそう、幸せいっぱいの花嫁さんの姿が目に浮かぶ「ジューン・ブライド」ですね。
6月に結婚式を控えている方の中には、子育て中の友人にも自らの晴れ姿を見てほしいと思っている人も多いことでしょう。でも、小さな子どもさんと一緒に結婚式に出席することは、招待される側もかなり気を遣うもの。でも、招待する側にちょっとした配慮があると、結婚式を一緒に楽しんでもらえますし、花嫁さんの株もアップ間違いなし!
そこで今回は、結婚式に子連れゲストを招待する時の「配慮」について考えてみましょう!

幼児連れのゲストに配慮ポイントが高いと、花嫁さんの株もアップします!
幼児連れのゲストに配慮ポイントが高いと、花嫁さんの株もアップします!

子連れで結婚式に出席する時、一番困ることって何?

小さな子どもさんを連れて結婚式に出席する場合、ご両親がもっとも気を遣うことは「子どもの泣き声」です。
赤ちゃんや幼児が泣いたり、ぐずったりすることはある意味仕方がないことと言えますが、挙式や結婚式の感動的なシーンで子どもが大きな声で泣き出してしまったら、せっかくの雰囲気が台なしに。
そう、子連れで結婚式に出席する時、一番困ることは大切なシーンで子どもが泣きだしてしまうこと……。
そうしたご両親の心配を解消するためにも、出入り口のすぐそばに座席を配置して、ぐずり始めたり騒ぎ始めた時には、会場の外にすみやかかに退出できるよう配慮しておくとよいでしょう。
花嫁さんにとっても、気心の知れた女友だちであれば、あらかじめ「座る位置を外に出やすい位置にしたから、気兼ねなく出入りしてね!」と伝えておけば、お互いに気持ちがラクになりますね。

赤ちゃんは泣くことが仕事なんです(笑)!
赤ちゃんは泣くことが仕事なんです(笑)!

これなら喜ばれる!花嫁の気持ちが伝わる配慮ポイントとは?

育児中のママさんが花嫁さんと同世代であることから、最近では子連れゲストへのこまやかな対応ができる会場も増えてきています。
「子どもと一緒に私たちの結婚式をぜひ楽しんでほしい!」というメッセージが伝われば、ゲストにきっと感激してもらえると思いますので、次のポイントを押さえて準備を進めると、当日は安心して結婚式の臨めることでしょう。
◆座席の近くに荷物を置けるカゴやスペースを確保!
乳幼児連れのゲストは、どうしても荷物も大きくなりがちです。そうしたゲストさんに気兼ねなく荷物を置いてもらえるよう、座席の近くに荷物を置けるカゴやスペースを確保してあげましょう。
◆年齢に応じた食事やデザートを用意!
年齢に応じて、子どもが食べられる食事や好きなデザートを用意しておくと、子どもも飽きずにご機嫌で過ごせるはず!
◆音の出ないおもちゃや、お菓子を年齢に応じて用意!
飽きてしまってぐずり始めたり、騒ぎ始めた時のために、ぬりえや折り紙、シールブックなどの音の出ないおもちゃを年齢に応じて用意しておきましょう。また、お菓子は子どもが静かにできない場合の秘密兵器! アレルギーなどの有無を事前に確認して、用意しておくとよいでしょう。
◆キッズスペース
幼児を連れたゲストがたくさんいる場合は会場内にキッズスペースを作って、そこで遊んでもらうのもひとつの手です。そのキッズスペースに絵本やミニカー、ブロックなどのおもちゃなどを用意しておくと安心ですね。

キッズスペースや授乳スペースがあると安心ですね
キッズスペースや授乳スペースがあると安心ですね

さらに、以下のポイントも押さえておきましょう!

赤ちゃん連れのゲストを招待した場合は、以下のポイントも押さえておくとよいでしょう。
◆バギーをおけるスペースや、赤ちゃんを寝かせられるクーハンを!
まだ上手におすわりができない赤ちゃん連れのゲストを招待した場合、ママは抱っこの手を休めることができません。そのため座席の横にバギーをおけるスペースや、赤ちゃんを寝かしておくことができるクーハンなどを用意しておけば、その配慮に花嫁さんの株は急上昇するはず。
◆ママと赤ちゃんがゆったり過ごせる控室を準備しよう!
子どもがぐずったり、騒いだりした時に、落ち着くまでゆったり過ごせる別室が用意してくと重宝することうけあい。「さすが!」と感激してもらえること必至です!
◆ママと赤ちゃんがゆったり過ごせる控室を準備しよう!
授乳中の赤ちゃん連れのゲストを招待した場合は、授乳スペースや調乳用のお湯が入ったポットなどがあると喜ばれます。ウエディングプランナーさんに、事前にそうしたゲストの人数と名前を伝えておけば、花嫁さんも安心ですね。

小さなゲストにも、結婚式に参加してもらおう!

長い披露宴の間、静かに座っていることは子どもにとってかなりつらいもの。であればいっそのこと「フラワーガール」や「花束贈呈」などの、子どもが活躍できる出番を用意してあげるとよいかもしれません。
幼児が登場する演出は、それだけで会場の雰囲気がなごむもの。子どもたち自身にも楽しんで参加してもらえる役割ができれば、飽きて騒いでしまう心配を減らすことができますね。
── いくつかの配慮ポイントを今回はご紹介しましたが、気になるポイントがあれば、挙式前に担当のウエディングプランナーさんと相談してみてくださいね。あわせて、幼児に登場してほしいシーンや役割を思いついたら、事前にご両親に相談することもお忘れなく! ぜひ、晴れやかで楽しい結婚式を実現してくださいね!

「フラワーガール」や「花束贈呈」などの出番を用意してあげよう!
「フラワーガール」や「花束贈呈」などの出番を用意してあげよう!