【図1】スマホ等の使用時間と学力の関係/2017年度、小学5年生~中学3年生(41,084人)。4科目(国語、算数、理科、社会)の偏差値
榊浩平(さかき・こうへい)/1989年千葉県生まれ。東北大学加齢医学研究所助教。2019年東北大学大学院医学系研究科修了。博士(医学)。認知機能、対人関係能力、精神衛生を向上させる脳科学的な教育法の開発を目指した研究を行なっている。共著に『最新脳科学でついに出た結論「本の読み方」で学力は決まる』(青春出版社)がある。
2023年2月13日に刊行予定の『スマホはどこまで脳を壊すか』(著・榊浩平、監修・川島隆太)。スマホやパソコン等のデジタル機器を便利に使うことでヒトが“効率的≒ラク”をした結果、脳も一緒にサボっている実態を、最新研究をまじえて検証。さらに“サボらせている”のが成長期の子どもの脳であれば、影響はより深刻で、スマホ依存がいかに学力低下につながるか、衝撃のデータとともに明らかに。
【図2】スマホ等の使用が「1時間未満」の子どもの勉強・睡眠時間と学力の関係/2018年度、小学5年生~中学3年生(40,817人)のうち、平日のスマホ等使用時間が1時間未満のグループ(9,622人、23.6%)。4科目(国語、算数〈数学〉、理科、社会)の偏差値
【図3】スマホ等の使用が「3時間以上 」の子どもの勉強・睡眠時間と学力の関係/2018年度、小学5年生~中学3年生(40,817人)のうち、平日のスマホ等使用時間が3時間以上のグループ(8,463人、20.7%)。4科目(国語、算数〈数学〉、理科、社会)の偏差値