多様な表現を追求する漫画家・こうの史代が1/19に発売した新刊『ギガタウン 漫符図譜』は、本邦初の”漫符事典”である。漫符とは、焦った時の汗マークや閃いた時の電球など漫画には欠かせない表現記号のこと。こうのが漫符を104個集め、説明文を書き、用例として本編の4コマ漫画を描いており、本作一冊が漫符事典になっているのだ。4コマ漫画は国宝・鳥獣戯画のオマージュとして、うさぎ、サル、カエルらの日常生活を描いた、なんともほのぼのと愛らしいもの。その一部を下記に公開する。

【関連記事】
「この世界の片隅に」原作者に聞く“漫符4コマ”を新作にした理由
「漫画の読み方がわからない人もいる」こうの史代さんが語る“漫符事典”の必要性