1973年に誕生した公園通りの真ん中にある渋谷パルコPart1が、8月7日の営業をもって、建て替えのための一時休業にはいった。

 パルコ自体の誕生は、69年の池袋パルコが最初で、渋谷店は2番目の出店だ。この渋谷店をきっかけに、グランバザールなどのポップなテレビCMやポスター、パルコ劇場、パルコミュージアム、クラブクアトロ(ライブハウス)にシネクイント(映画館)など、ファッションにとどまらない文化・アートへのアプローチを積極的に展開、「パルコ文化」とも呼ばれる流行の発信地となった。

 そんなパルコが一時渋谷から姿を消す。再開は2019年の予定。20階建ての大型施設に生まれ変わる予定だ。最後の姿を写真でお送りする。

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写真・文/オオタサトル