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藤 圭子
62歳 8月22日没
歌手
1951年、岩手県生まれ。「圭子の夢は夜ひらく」「女のブルース」が大ヒット。情念のこもった歌い方に、作家・五木寛之氏が“怨念”と評した。歌手・宇多田ヒカルの母(写真/朝日新聞出版)
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大島 渚
80歳 1月15日没
映画監督
1932年、京都府生まれ。76年、「愛のコリーダ」の過激な性表現が話題に。他に「戦場のメリークリスマス」など。討論番組にも出演。「バカヤロー」と激高し、激論を繰り広げた(写真/朝日新聞出版)
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市川團十郎
66歳 2月3日没
歌舞伎俳優
1946年、東京都生まれ。おおらかな芸風と華のある風姿で、豪快な荒事を筆頭に、多彩な役を得意とする。積極的に海外公演も行った。白血病を発症後、復帰と再発を繰り返した(写真/朝日新聞出版)
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大鵬
72歳 1月19日没
元横綱
1940年、樺太(現ロシア・サハリン)生まれ。当時史上最年少の21歳3カ月で第48代横綱に昇進。幕内優勝回数は歴代最多の32回。寡黙で強く、多くの人を魅了した (c)朝日新聞社
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川上哲治
93歳 10月28日没
元プロ野球選手・監督
1920年、熊本県生まれ。38年に巨人に入団。赤バットがトレードマークで、「打撃の神様」と言われた。監督時代は王貞治、長嶋茂雄両選手を率い、史上初の9連覇を達成した (c)朝日新聞社
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三國連太郎
90歳 4月14日没
俳優
1923年、群馬県生まれ。デビュー作の役名を芸名にし、「飢餓海峡」「神々の深き欲望」などに出演。「釣りバカ日誌」は全22作の人気シリーズとなった (c)朝日新聞社
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ネルソン・マンデラ
95歳 12月5日没
南アフリカ元大統領
1918年、南アフリカ生まれ。弁護士の傍ら、反アパルトヘイト運動に従事。93年、人種和解の功績でノーベル平和賞を受賞、翌年大統領に就任し、同国初の黒人政権を実現 (c)朝日新聞社
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田端義夫
94歳 4月25日没
歌手
1919年、三重県生まれ。独学でギターと歌を身につけ、39年に「大利根月夜」が大ヒット。“バタヤン”の愛称で親しまれ、「オース!」という威勢のいい挨拶が印象的だった (c)朝日新聞社
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谷川健一
92歳 8月24日没
民俗学者
1921年、熊本県生まれ。平凡社の雑誌「太陽」初代編集長。退職後、全国各地を精力的に訪ねて調査し、日本人の死生観や世界観を研究、“谷川民俗学”とも呼ばれた (c)朝日新聞社
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柴田トヨ
101歳 1月20日没
詩人
1911年、栃木県生まれ。90歳を超えてから詩作を始め、98歳で出版した初の詩集『くじけないで』が約160万部のベストセラーに。素直で純朴な作風が人々の心をつかんだ (c)朝日新聞社
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常盤新平
81歳 1月22日没
翻訳家・作家
1931年、岩手県生まれ。早川書房退社後、執筆活動に入る。87年、自伝的小説『遠いアメリカ』で直木賞を受賞。多くのアメリカ現代文学を翻訳し、洒脱なエッセーを残した (c)朝日新聞社
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山崎豊子
88歳 9月29日没
作家
1924年、大阪府生まれ。毎日新聞記者から作家に。『白い巨塔』『沈まぬ太陽』など社会派の重厚な作品を執筆。8月に週刊新潮で「約束の海」の連載を始めたばかりだった (c)朝日新聞社
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やなせたかし
94歳 10月13日没
漫画家・絵本作家
1919年、東京都生まれ。73年発表の絵本『アンパンマン』は、シリーズ累計6800万部と国民的人気作品に。童謡「手のひらに太陽を」の作詞者としても知られる (c)朝日新聞社
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なだいなだ
83歳 6月6日没
作家・精神科医
1929年、東京都生まれ。精神科医としてアルコール依存症の治療などに取り組む傍ら、小説、評論、エッセーなど幅広い文筆活動で知られた。著書に『権威と権力』など (c)朝日新聞社
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夏八木勲
73歳 5月11日没
俳優
1939年、東京都生まれ。映画「白昼の死角」「戦国自衛隊」などで男くさい演技を披露し、名脇役として活躍。2012年、映画「希望の国」で久々に主演、実直な酪農家を好演 (c)朝日新聞社
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茂山千作
93歳 5月23日没
狂言師
1919年、京都府生まれ。狂言大蔵流・茂山家の長男。能楽界のタブーを恐れず、歌舞伎、映画、ドラマなどで活躍し、狂言の普及に努めた。天衣無縫な芸で人々を魅了し続けた (c)朝日新聞社
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牧 伸二
78歳 4月29日没
ウクレレ漫談家
1934年、東京都生まれ。ハワイアン風の旋律に社会風刺ネタを乗せる、ウクレレ漫談の「やんなっちゃった節」で一世を風靡。「大正テレビ寄席」の司会などでも活躍した (c)朝日新聞社
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桜塚やっくん
37歳 10月5日没
お笑いタレント
1976年、神奈川県生まれ。セーラー服姿に竹刀を持つ「スケバン恐子」のキャラで一躍人気に。近年はバンド「美女♂menZ」で活動、ライブに向かう途中に交通事故死 (c)朝日新聞社
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坂口良子
57歳 3月27日没
俳優
1955年、北海道生まれ。雑誌モデルをきっかけに芸能界へ。ドラマ「池中玄太80キロ」のアッコ役を好演。映画「犬神家の一族」「人間の証明」などに出演した (c)朝日新聞社
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田中宥久子(ゆくこ)
67歳 3月19日没
美容家
1946年、福岡県生まれ。顔の筋肉をマッサージし、“10年前の顔”になる「造顔マッサージ」で一躍注目を集め、書籍がベストセラーに。黒縁眼鏡と帽子がトレードマーク(撮影/メディアミックス・ジャパン)
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岩谷時子
97歳 10月25日没
作詞家
1916年生まれ。就職先の宝塚歌劇団で越路吹雪さんと出会い、退団時にともに上京。マネジャー業の傍ら、「愛の讃歌」「恋のバカンス」「恋の季節」などの名曲を生む (c)朝日新聞社
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天野祐吉
80歳 10月20日没
コラムニスト
1933年、東京都生まれ。79年に「広告批評」を創刊、軽妙な語り口ながら、鋭く切り込む評論で人気を博す。朝日新聞の連載「CM天気図」は通算1132回の名物コラムに (c)朝日新聞社
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島森路子
66歳 4月23日没
評論家
1947年、秋田県生まれ。79年に天野祐吉さんと「広告批評」を創刊。インタビューの名手として知られた。88年から編集長を務め、テレビのコメンテーターとしても活躍した(撮影/石動弘喜)
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トウカイテイオー
25歳 8月30日没
元競走馬
名馬シンボリルドルフを父に持ち、1991年に皐月賞と日本ダービーの2冠を達成。けがに悩まされながらも何度も復活を遂げ、「不屈の帝王」として人気を集めた。94年に引退 (c)朝日新聞社
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ブレッドリー・レスリー
54歳 4月27日没
元プロ野球選手
1958年、アメリカ生まれ。86年に来日し、阪急ブレーブス入団。登録名を「アニマル」とし、雄叫びをあげるなど、派手なパフォーマンスで人気に。引退後はタレントとして活躍 (c)朝日新聞社
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尾崎行雄
68歳 6月13日没
元プロ野球選手
1944年、大阪府生まれ。大阪・浪商高のエースとして甲子園で活躍し、高校を中退して東映に入団。プロ1年目で20勝し、史上最年少の18歳で新人王を獲得。“怪童”と呼ばれた (c)朝日新聞社
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マーガレット・サッチャー
87歳 4月8日没
イギリス元首相
1925年、イギリス生まれ。75年にイギリス保守党初の女性党首、79年に同国初の女性首相に就任。不況に苦しむ同国を強いリーダーシップで復活させ、“鉄の女”の異名を取る (c)朝日新聞社
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中坊公平
83歳 5月3日没
元日本弁護士連合会会長
1929年、京都府生まれ。森永ヒ素ミルク事件の被害者弁護団長を務めるなど市民派として活躍。住宅金融債権管理機構社長時代は債権回収に取り組み、“平成の鬼平”と呼ばれた (c)朝日新聞社
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江副浩正
76歳 2月8日没
リクルート創業者
1936年、大阪府生まれ。東大卒業後の60年にリクルートの前身を創業し、巨大グループに成長させた。88年に関連会社の未公開株をめぐる事件が発覚。2003年、有罪に (c)朝日新聞社
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吉永祐介
81歳 6月23日没
元検事総長
1932年、岡山県生まれ。ロッキード事件やリクルート事件などを指揮し、“特捜検察の鬼”“ミスター検察”などの異名を取る。96年の退官後は弁護士として活動した (c)朝日新聞社
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吉田昌郎(まさお)
58歳 7月9日没
元東京電力福島第一原子力発電所長
1955年、大阪府生まれ。福島第一原発所長在任中に東日本大震災が発生し、事故収束作業の陣頭指揮をとった。原子炉への海水注入を続行するなど、独自の判断を行った (c)朝日新聞社
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島倉千代子
75歳 11月8日没
歌手
1938年、東京都生まれ。55年に16歳でデビュー。「この世の花」「東京だョおっ母さん」「人生いろいろ」が大ヒット。一方、多額の借金や乳がん手術など苦労が絶えなかった (c)朝日新聞社
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