1964年に開催された前回の東京オリンピックメイン会場として、さらに近年では高校サッカーや大学ラグビーの決戦の場として、日本を代表する大型スタジアム”国立”は多くの人の記憶に刻まれていることだろう。そんな現・国立競技場だが、2020年の東京オリンピックに向けて解体、新設されることとなった。多くの名勝負の舞台となり、その記憶をとどめている現在のスタジアムは残念ながらこの夏から解体作業に入る予定だ。

新しい国立競技場についてはどんな姿になるのか、まだ様々な議論があるようだが、現在の国立競技場に一般の観客が入場できる機会はあと何度もない。足を運ぶことができない方々のために国立競技場の内外の姿をカメラに納めた。

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