白髪交じりの長いひげ、溶けた歯――。その日、東京湾岸署に集まった報道陣は男の変貌した容姿に目を奪われた。覚せい剤所持の疑いで逮捕されたミュージシャン・槇原敬之(50)被告が保釈されたのは、3月6日のこと。それから約1カ月半が経過しているが、槇原被告は公の場に一切姿を見せていない。コロナ禍で延期されている初公判が5月には開かれるとみられるが、再び薬物に手を染めた理由をどこまで語るのか注目される。
槇原敬之「苦悩」の20年 初公判前にわかった「愛とドラッグ」と「カウンセリング」
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