中瀬ゆかり(なかせ・ゆかり)/和歌山県出身。「新潮」編集部、「新潮45」編集長等を経て、2011年4月より出版部部長。「5時に夢中!」(TOKYO MX)、「とくダネ!」(フジテレビ)、「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)などに出演中。編集者として、白洲正子、野坂昭如、北杜夫、林真理子、群ようこなどの人気作家を担当。彼らのエッセイに「ペコちゃん」「魔性の女A子」などの名前で登場する名物編集長。最愛の伴侶、作家の白川道が2015年4月に死去。ボツイチに TOKYO MX「5時に夢中!」の出演者と。右からふかわりょう、中瀬ゆかり岩下志麻子(写真:筆者提供) MXテレビ「5時に夢中!」という番組内で、作家の岩井志麻子さんからもたびたびネタにされているが、あちらが「日本一のエロババア」の異名をとるのに対し、私は「21世紀処女」。まことに不名誉な称号である。「世紀をまたいで性器をまたがず」がキャッチコピー。はい、文字通り、トウチャンとは東西南北どこから見ても立派な「セックスレスカップル」デシタよ。最初のうち(2002、3年くらい)は、ただのジョークとしてみなさん笑ってくださっていたのだが、21世紀で干支がぐるりと一周したあたりから洒落にならなくなり、こちらも今更やりましたともいえず(実際やってないし)、時は流れ、もはや、やり方すら覚えてないレベルに至った。
中瀬ゆかり「北杜夫、野坂昭如氏ら大作家にご迷惑をかけた“21世紀処女”の私」
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