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ラリー遠田

ラリー遠田

ラリー遠田(らりー・とおだ)/作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)など著書多数。近著は『松本人志とお笑いとテレビ』(中央公論新社)。http://owa-writer.com/
道理で笑える ラリー遠田
業界をザワつかせた話題の映画『さよならテレビ』ラストでわかる”テレビって結局…”
業界をザワつかせた話題の映画『さよならテレビ』ラストでわかる”テレビって結局…” 1月2日に公開された映画『さよならテレビ』が密かに話題になっている。本作はもともと名古屋のローカル局である東海テレビが制作するテレビ番組として放送されたものだ。オンエアされてから、その内容はテレビ業界内で大反響を巻き起こし、番組を録画したDVDが業界関係者の間で流通していたという。今回その番組に新たなシーンが加えられ、映画として全国公開されることになった。
ゴーン生中継会見で驚いた テレ東「YOUは何しにレバノンへ?」
ゴーン生中継会見で驚いた テレ東「YOUは何しにレバノンへ?」 令和最初の年越しを迎えようとしていた2019年の大晦日の夜に、日本中を震撼させるニュースが飛び込んできた。日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン氏が、保釈中であるにもかかわらず密かに出国してレバノンに逃亡していたのだ。前代未聞の逃亡劇は年末年始の話題を独占して、現在も事態は進行中である。
嫌われ者に徹した「M-1」審査員の上沼恵美子がやりとげたこと
嫌われ者に徹した「M-1」審査員の上沼恵美子がやりとげたこと 今年、上沼恵美子が「M-1グランプリ2019」の審査員を降板するかもしれないという噂が出たとき、個人的には「そんなことはまずないだろう」と思っていた。このタイミングで降板したら、若手芸人が彼女を批判した動画を公開して炎上した「暴言騒動」が、いかにも大ごとだったことになってしまう。あの騒動で傷ついたと思われるのも、本気で怒ったと思われるのも、どちらも彼女にとって何の得もない。何十年も生き馬の目を抜く芸能界を生き抜いてきた彼女が、たかがこんな騒動ぐらいで降板を選ぶはずがない、と確信していた。
霜降り明星 M-1王者の「怒涛の1年」を振り返ってみた
霜降り明星 M-1王者の「怒涛の1年」を振り返ってみた もはや年末の風物詩となった漫才の祭典「M-1グランプリ」。その決勝戦が12月22日に行われる。「M-1」が数あるほかのお笑いコンテストと比べても別格の扱いを受けているのは、その注目度や影響力が段違いだからだ。優勝した芸人や決勝で活躍した芸人はそれだけで一気に仕事が増え、一夜にして人生が変わる。そんな「M-1ドリーム」を求めて毎年数千組の芸人がこの大会に挑んでいる。
3代目女王は“3時のヒロイン”「女芸人No.1決定戦 THE W」の奥深い魅力とは
3代目女王は“3時のヒロイン”「女芸人No.1決定戦 THE W」の奥深い魅力とは 12月9日、女性芸人の日本一を決める「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」(日本テレビ系)が放送された。この大会は今年で3回目。過去にはゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹が優勝している。今回優勝を果たしたのは、トリオ芸人の3時のヒロイン。視聴率は11.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。

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