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小倉エージ

小倉エージ

(おぐら・えーじ)

プロフィール

1946年、神戸市生まれ。音楽評論家。洋邦問わずポピュラーミュージックに詳しい。69年URCレコードに勤務。音楽雑誌「ニュー・ミュージック・マガジン(現・ミュージックマガジン)」の創刊にも携わった。文化庁の芸術祭、芸術選奨の審査員を担当

小倉エージの記事一覧

“日本語ロックの新星”フライダーズに注目
“日本語ロックの新星”フライダーズに注目 この4月、インディーズからデビュー・アルバム『Fryders』を発表したばかりのフライダーズ。3人組のギター・ロック・バンドで、一般的にはまだ無名の存在だが、60年代、70年代のアメリカン・ロック、日本のロックに足跡を残したはっぴいえんどやはちみつぱいなどに傾倒し、継承した“日本語ロックの新星”としてインディーズ・シーンで注目を集めている。
スガシカオ、3年ぶりニュー・アルバムに心躍る!
スガシカオ、3年ぶりニュー・アルバムに心躍る! スガシカオの3年ぶりのニュー・アルバム『労働なんかしないで 光合成だけで生きたい』に思わずニンマリだ。人を食ったタイトルもさることながら、アルバムの幕開けを飾るエレクトロ・ファンク風の表題曲はじめ、ヘヴィーでルーズなスタイル、ディスコ風などスガが本領を発揮したファンク・ナンバーに心が躍る。ダークでディープ、ヘヴィーでシリアスだった前作『THE LAST』とは打って変わったアルバムだ。安らぎを覚えるポップでメローなナンバーもある。粒だった演奏とサウンドの迫力やインパクト。中でも耳を引くのはスガシカオの歌声、その説得力だ。
かつてと異なる斬新グルーヴ感! THE YELLOW MONKEY、19年ぶり ニュー・アルバム
かつてと異なる斬新グルーヴ感! THE YELLOW MONKEY、19年ぶり ニュー・アルバム THE YELLOW MONKEYの19年ぶりのニュー・アルバム『9999』が話題を呼んでいる。骨太でざっくりとしたギター・ロック主体のバンド・サウンドは、開放感に満ちていて豪快だ。随所で60年代や70年代のロック・グループへのオマージュを織り込んではいても、かつてとは異なる斬新なグルーヴ感がある。意欲作、力作であると同時に、遊び心を交えた充実した音楽展開からは、ゆとりや余裕がうかがえる。
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