




妻の名字になって国を相手に裁判まで「今の制度は時代に即してない」サイボウズ創業者・青野氏
「選択的夫婦別姓」と聞くと、途端に「ジェンダー問題か」「“意識高い系”の人の話でしょ」と興味を失う人は少なくない。だが当事者らは、必ずしもジェンダー意識が高いわけでもなく、名字に対して強い信念を持っていたわけでもない。むしろ名字に対して特に執着がなかったがために選んだ選択が、後に「まさかこんなことが起きるなんて」というような生活上の不便や苦労、偏見などに突き当たり、現行の「夫婦同姓」制度に強い問題意識が芽生えるケースも多い。名字を変えて苦労を重ねた経験から、原告として国を訴えるに至ったIT企業社長も、その一人で――。

