2年前に75歳で永眠した詩人が、みずから晩年に編んだ自選エッセイ集。 冒頭に表題作が置かれる。過ぎゆく時間は感情を消し去るが、自分を包んでいた時間の色合いは、時とともに自身の人生…

幼年の色、人生の色の続きを読む