書評『日本の白亜紀・恐竜図鑑』宇都宮聡、川崎悟司著 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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《話題の新刊 (週刊朝日)》

日本の白亜紀・恐竜図鑑 宇都宮聡、川崎悟司著

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太田サトル書評#話題の新刊

日本の白亜紀・恐竜図鑑

宇都宮聡、川崎悟司著

978-4806714972
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 淡路島の空を翼竜が飛び、映画「ジュラシック・ワールド」での凶悪ぶりが印象深いモササウルス類が、大阪の海でクビナガリュウの仲間を襲う。白亜紀の日本の各地に、恐竜がいた。
 1億4500万年前から6600万年前の日本は、どんな環境だったのか。恐竜や古生物たちの生態はどうだったのか。会社員でありながら九州初となるクビナガリュウや日本最大級のアンモナイトなど、数々の大発見をした「ドラゴンハンター」と古生物イラストレーターがコンビを組み、最新の研究にもとづいた迫力ある“活躍想像図”的イラストと詳細な解説、そして化石写真で、白亜紀の日本に連れていってくれる図鑑。
 イラストに記される現在の地名と、人類誕生のはるか昔、中生代の世界が頭の中で結びつき、奇妙なイマジネーションがふくらむ。
 古生代カンブリア紀の古生物ハルキゲニアが、ゆるキャラと化し、「とりま」とか「ウケるぅ~w」とか、なぜかギャル口調で化石や恐竜について分かりやすく解説してくれるコラムページがまた、楽しい。

週刊朝日 2015年9月18日号


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