高校1年生の選手が3人いる。出場選手中もっとも若いアスリートたちだ。3人ともスノーボードで、光明学園相模原高校(神奈川)の戸塚優斗、鹿島学園高校(茨城)の國武大晃、一関学院高校(岩手)の岩渕麗楽。

 スノボの世界は若く、多様性に富み、奥が深い。

 平昌オリンピック出場選手の出身高校から、その高校の得意分野を知ることができる。一方で、地域のクラブチームなどで活躍する選手がたまたまその高校に通っているというケースもある。いずれの場合も高校は彼らを温かく見守り、応援している。

 それぞれの出身高校では、選手を応援する垂れ幕をかけて応援に力を入れる。同級生、先輩、後輩に五輪選手がいるのはうれしいものだ。(教育ジャーナリスト・小林哲夫

※「第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌) 日本代表選手団ハンドブック・名簿」(日本オリンピック委員会)から集計

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日本代表選手の出身高校ランキング 1~7位