家賃高騰のハワイでホームレスが「シュガーレス」にこだわる理由 (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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家賃高騰のハワイでホームレスが「シュガーレス」にこだわる理由

連載「超危険地帯英会話」

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(イラスト/majocco)

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「Hello! I'm from Japan. Could you talk to me?」(こんにちは。日本から来たんですが、お話できませんか?)

「OK.」(いいけど)

 私が声をかけたのは中年男性。人選と挨拶にポイントがある。まず、ターゲットが男性であることで、無用な警戒心を抱かせない。人種が違っても「男→女」で声をかけるとどうしても警戒されがちなのだ。次に私が外国から来たということを伝えること。取材の場合、地元の人間ではないことで、警戒心が薄まる傾向にある。地元メディアは自分の友人や知人に知られるが、外国の場合にはそのリスクが低いと考えるからだ。あとは副次的というか、ある意味ではメインなのだが、私の英語の拙さを前提に話すことができるのである。個人的にはだいぶ気楽である。
(イラスト/majocco)

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「I heard there are many homeless here.」(このあたりでホームレスが多いと聞きました)

「There are many homeless. And I'm too.」(そうだな。俺もホームレスだ)

「You are homeless? I want to know about Hawaiian homeless. Because I will write about this problem in Japan, please tell me.」(あなたもホームレスなんですね。日本で記事にするので取材させてください)

「I see.」(いいぜ)

 スムーズにインタビューに入ることができた。ここからは、なぜハワイにホームレスが増えたのか、その理由につながる彼なりの意見を聞くことができた。簡単にまとめると、職場からの家賃の補助が打ち切られて、数カ月前から滞納。そして、家を出ることになった。妻と一緒にホームレスとして公園で寝泊まりしているという。

「You didn't go to shelter, right? Why didn't you accept a government support?」(シェルターに行ったり、行政の支援を受けたりしないのですか?)



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