橋本環奈と上白石萌音がWキャストで主人公・千尋役を演じ、話題を集めた舞台「千と千尋の神隠し」(22年)では、湯屋で働く青蛙役として出演。劇中では青蛙のパペットを持ちながら演じ、その跳躍力も話題に。こちらもネット上でも「ジャンプに見とれた!」「青蛙すごすぎてファンになった」と、好評の声が多かった。

 さらに21年に上演された高畑充希主演のミュージカル「ウェイトレス」では、コメディー感あふれる役どころで笑いを誘い、歌も上手に歌いこなして大活躍。「マイナビニュース」(21年9月1日配信)では同舞台について、共演した高畑や宮澤エマから「ちゃんと役として、面白いコメディーになっているところがいいよね」と言われ、“おばたのお兄さん”が出ないよう、役として生きることを心がけていたのでうれしかったと明かしていた。こうした、俳優業での活躍でも見直され、過去のイメージは薄れていったのかもしれない。

「愛妻家な一面がにじみ出ているところも好感を持たれています。自身のYouTubeチャンネルに妻の山崎アナがたびたび登場しているのですが、気分が落ち込んでいる山崎アナにスニーカーをプレゼントした動画が話題になったことも。山崎アナは『かわいい!』と喜び、『なんで買ってくれたの?』と聞くと、おばたは『嫌なことがあったときって、下向いちゃうじゃん。だから、下向いたときに気分が上がるようにかわいい靴、買ってきた』と、ナルシシスト風のキャラを作って笑いを誘うような語り口で返答。一方、これに山崎アナは笑うのではなく感激して泣いてしまい、『これはもらい泣きするわ』とつられて泣いてしまう視聴者もいたようです」(女性週刊誌の芸能担当記者)

 山崎アナとの夫婦円満ぶりも有名だ。つい先日、第1子妊娠が発表されたばかり。おばたは家庭でも頼りになる存在のようだ。

「家事全般は夫のほうが得意で、自身は料理があまり得意ではないと2月にインタビューで明かしていた山崎アナ。夫が水回り、自身は掃除などを担当し、料理はそのつど相談するなど、無理なく役割分担しているそうです。また、お互い縛らずに各自のペースを尊重し、2人とも自由にプライベートの予定を入れているとか。結婚前は浮気報道などがありましたが、夫婦円満な芸能人はえてして好感度が高くなります。無事に子どもが誕生しイクメン化したら、ますます人気も上昇して需要も増えると思います」

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「華麗にサバイブしていく芸人」