全国の47都道府県には、その地域ごとに独特の文化、風習があり、同じ日本に住んでいても実は知らないことが多いもの。そこで「あした話したくなる すごすぎる47都道府県」(朝日新聞出版)より、各都道府県ごとに、思わず人に話したくなるおもしろエピソードを紹介。今回は「長野県」のお話。

 長野県は、「日本の屋根」とよばれる北アルプスなど、3000m級の高い山々が連なり、日本でもっとも平均標高が高い県です。そのため、日本で一番標高の高い小学校も長野県にあります。南牧南小学校で、標高はなんと1332m!

 他にも、長野県には「日本でもっとも高い場所」がいろいろあります。「日本一高い駅」は、南牧村にあるJR小海線の野辺山駅で標高1345m、「日本一高い国道」は、国道292号の渋峠で、標高2172mです。

■世界でも一番!長生きの県

 日本は世界一の長寿国。なかでも長野県は長生き県で有名です。

 男女別では、長野県の女性が全国1位 。男性の1位は滋賀県ですが、男女を合わせると、長野県が一番の長生きになります。長生きの秘訣は、健康的な食事法にあるようですよ。

■日本一美しい星空 阿智村の夜空

 阿智村は、標高1200mの山の中にあり、星空を見るのにぴったりの場所です。

 自然が豊かで空気が澄んでいるため、美しい星空を見ることができるのです。

 環境省の「もっとも星が輝いて見える場所」に選ばれた、日本一の星空です。