HiHi Jetsのメンバーが小中学生からの質問に答える「放課後はまかせて! HiHi JetsにQuestion」。今回は橋本涼くんが登場!友達づくりに悩む読者に、「友達づくりで困った経験はない」と言いつつ、核心を突く深い回答をしてくれました!小中学生のためのニュース月刊誌「ジュニアエラ」(朝日新聞出版)10月号から紹介します。

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Q)友達を多くつくるにはどうすればいい? 橋本くん教えて!(ハロウィンイブ・12歳)    

A)なんで友達を多くつくりたいんだろう? 友達って「多く」にこだわるとどうしても「薄く」なっちゃう。「多く薄く」は、ぱっと見、人気者っぽく見えるけど、卒業したら誰も残らなかったりするから、一人ひとりを大切にしたほうがいいと思うけど……。

 俺には「多く濃く」はムズすぎた。今は「濃い」友達が片手人数ぐらいだけど、それで十分です。ただ、最初から「少なく濃く」やろうと思ってたわけじゃなくて、勝手に減って、残った人数がそれくらいってことなんですよ。たとえば、長い付き合いの親友は気分屋なんだけど、俺も気分屋だから、急に相手の気が変わってもお互いに平気なのね。でも、それが許せない人もいる。

 そういうのって正しいか正しくないかじゃなくて、合うか合わないか。何が合うかは、いろんな人と接してみないと、自分でもわからないと思う。

 だから、まずはいろんな人としゃべってみたら? 俺が最近、友達になったのは、同じ舞台に出演してて、たまたま待機する袖が一緒だった「少年忍者」の鈴木悠仁。毎日顔を合わせるから、俺から「休みは何してるの?」と話しかけたら、「スケボー乗ってま~す」みたいに返ってきて、自分と近いにおいを感じて(笑い)。

 もっと話してみたら、ほかにも好きなものが近かった。学校でも、近くにいる人とちょっと話してみて、引っかかるものがあれば距離を詰めていけばいいと思うよ。

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大道絵里子
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