中学受験において、最も悩むのが志望校選びです。多感な時期の6年間を過ごす学校は、じっくり選びたいもの。いろいろな情報がある中で指標となるデータのひとつが、各学校からの大学合格実績です。本稿では『カンペキ中学受験2026』(朝日新聞出版)から、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大に強い、首都圏の中高一貫校を紹介します。<前記事「早稲田大・慶應大への「合格率」が高い首都圏の中高一貫校ランキング 早慶ともにトップになった男子校とは?」から続く>※外部配信先で表がご覧いただけない場合は、AERA with Kids+をご覧ください
【ランキング】MARCHへの「合格率」首都圏中高一貫校トップ30はこちら(全3ページ)大学合格実績といっても、さまざまなデータがある。その中で注目したいのが合格率だ。これは各校の卒業生数を勘案して、合格率(合格者数÷卒業生数×100)で算出する。合格者数だけでは、卒業生の多い学校が、どうしても上位にきてしまう。それが合格率順になると、合格者数順とは異なるランキングになる。
表は、2024年の明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大、いわゆるMARCHの合格者数を合計し、合格率を出したものだ。5大学の集計のため人数が多く、合格率も100%を超えている。複数の大学を併願する生徒も多い。
難関大進学先として、目標にするのがMARCHだろう。MARCH合格者が多い学校は、国公立大や早慶などの難関大進学実績が伸びる可能性も高い。
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