先日、母国に一時帰国していた友人は、「海外から日本に帰ってきて、またマスク生活をしないといけないのが辛い……」と嘆いていました。やっと水際対策が緩和され、数年ぶりの海外旅行に行ってきたという方は、同じような感想を抱いていらっしゃるかもしれません。

 コロナと共存することが求められる中で、このままでは日本では永遠にマスク着用を求められるのではと感じているのは私だけなのでしょうか。

 マスクの着用に関するリスクとベネフィットの両者を考慮しながら、「脱マスクへ向けた基準の見直しに着手」していただけることを期待したいと思います。

山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。医学博士。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。2022年東京大学大学院医学系研究科修了。ナビタスクリニック(立川)内科医、よしのぶクリニック(鹿児島)非常勤医師、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)

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山本佳奈

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山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。医学博士。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。2022年東京大学大学院医学系研究科修了。ナビタスクリニック(立川)内科医、よしのぶクリニック(鹿児島)非常勤医師、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)

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